広島県で唯一の常設演劇場「清水劇場」35年の歴史に幕

7月9日(月)7時42分 Jタウンネット

画像は「清水劇場」のfacebookより

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[みみよりライブ5up!−広島ホームテレビ] 2018年6月27日放送の広島HOMEテレビ「みみよりライブ5up!」で、県内で唯一の常設演劇場の閉館が紹介されました。



原因はビルの老朽化と客数減


市民に愛された施設が、また1つ姿を消します。それは、県内唯一の常設演劇場「清水劇場」。現在のビルは、1966年に建設。当初はボウリング場と映画館としてオープンしました。


大衆演劇場として清水劇場が産声をあげたのは、1983年。席数は椅子198席、立ち見91席の289席。多い時には1回の公演でおよそ600人が楽しんだといいます。


ビルの老朽化と来場者の減少から、2018年9月末の閉館が決定しました。来場者からは「寂しい、涙が出そうになる。笑いあり、涙ありでパワーをもらって帰る」といった声が聞かれました。


およそ20年前の最盛期には、来場者数は年間9万人を超えていましたが、現在では4万人。さらに現行の耐震基準を満たさないことも判明し、今後の運営を断念しました。


清水劇場の清水敏宏社長は、「断腸の思いで(閉館する)......。生の舞台が見られるのはなかなかほかにありませんので、日本の文化を守ってきた特別の場所だと思う」と言われていました。


もともと俳優の梅沢富美男さんから広島に大衆劇場建設を提案されたことがきっかけとなり、オープンにつながりました。


多くの人を楽しませてきた清水劇場。閉館前に記念公演を行い、幕を下ろします。さみしくなりますが、その有終の美を見送ってあげたいですね。(ライター・石田こよみ)

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