59歳・大河俳優 学習塾設立も1年で断念「固定費が大変だった」 現在は演劇塾1本に「少人数制で」

2025年5月13日(火)18時4分 スポーツニッポン

 俳優の宮川一朗太(59)が13日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)に出演。3年半からの意外な挑戦を明かした。

 1983年、16歳で映画「家族ゲーム」でデビューし、一昨年には40周年を超えた。昨年は「光る君へ」で念願だったNHK大河ドラマに初出演した。私生活では20年前、30代で離婚をし、男手一つで2人の娘を育て上げ、次女は結婚。2年前には初孫が誕生している。

 司会の黒柳徹子が「3年半前には、娘婿と新たな挑戦を始めた?」と質問。宮川は「ちょうどその頃クイズ番組などに結構出させていただくことがありまして、街を歩いていても小学生に声かけられることが多くなったんですね。で、昔から子供たちに何か教えるということに非常に興味があったものですから、今だったら塾とかできるんじゃないかなと思いまして。で、そんな話を娘や娘婿と話していましたら、実は娘婿が塾の講師をしているという話になりまして。“じゃあ一緒にやろうよ”ということになりまして。で塾を作りました」と明かした。

 「娘婿に塾長をやってもらい、塾を始めたんですが、塾のチラシとかいっぱい作って、いっぱい配りました。子供たちがいっぱい持ってってくれるんですよ。でも、オープンの日をワクワクしながら待ってたんですが、全然来ませんでした」と苦笑。「やはり思い知ったんですが、塾というのは実績が全てなんだなと。やはり、どれだけ僕がいろいろ訴えても“どこどこ中学、どこどこ高校に合格しました”“何人合格しました”という実績が全てで。私が勉強だけじゃなくて、子供のいろんな面を同時に伸ばしていきたい。俳優もしておりますので、表現力や礼儀作法含めて、育てていきたいという説明に共感してくださった、お父さん、お母さんもいらっしゃって、預けてくださった方もいらっしゃるんですけども、1年ぐらいでこれはちょっと無理だなと。固定費が非常に大変だったので、皆さんにも土下座をするぐらいの勢いで謝罪をして。“もしよろしかったら塾長のリモートの授業にしていただだく”ということで、皆さんには謝って。大変な日々を過ごしました」と振り返った。

 さらに「同時に、演劇塾もやってたんです。その演劇塾の方だけは今も続けてやっております。それは貸しスタジオを借りて、少人数制でやってるんですけど」と宮川。「ちょっと受験があるので辞めてしまったんですが、一番下は8歳。上は57歳ぐらいの方がいらっしゃいます。他にも50歳ぐらいの方からも問い合わせがあって、“遅くないですか?”っておっしゃるんですが、“いやいや、夢を叶えるのに遅いなんてことはありません”って言って、入っていただいております」とした。

 実際に指導してみて「私が10代から学んできたことがベースなんですけども、それを教えることによって、また自分が振り返るという機会もありますし。“そういえばこうだったかな”とか。それから生徒さんが“これはどうしたらいいんでしょうか?”ていうことを“そうだね”って一緒に考えることで、自分のいろんなことを再確認する場にもなるんだなということをつくづくと思い知らされております。でも来年は還暦ですけれども、まだまだ人生長いと思いますので、もっともっと目いっぱい楽しもうと思っております」と前向きに話した。

スポーツニッポン

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