突然の坂道で転んでしまった妊婦さん。何が起こったか分からないでいると……

2022年7月9日(土)11時1分 マイナビ子育て

妊娠中、外出中にいきなり貧血を起こして転んでしまったという30代女性のエピソードを紹介します。

妊娠初期のころ、傾斜道を歩いている途中に尻もちをついて転んでしまった私

いわゆる「安定期」に入った妊娠5ヶ月〜6ヶ月あたりのことです。今でも温かい気持ちと感謝の気持ちを思い出す優しい出来事に出会いました。

初めての妊娠で、ひどいつわりに毎日苦しい思いでいた頃です。その日は妊婦健診で病院に行くため、いつもの道を歩いていました。ほんの少しの傾斜地だったのですが、貧血気味で立ち眩みがしたのか突然目の前が真っ白になり、その場にお尻から倒れてしまいました。とっさにおなかをかばいましたが、何が起きたか分からず呆然……。

呆然としていると車に乗った男性がすぐに助けてくれて……

ちょうどそのとき、そばを通りすぎて行った車が私のところまで戻ってきてくれて、男性が運転席から降りると「大丈夫ですか」と私を抱え起こしてくれました。急いでいたようで、その方はそのまますぐ車を発進して去ってしまい、私もなんだか恥ずかしい気持ちでお礼をやっと一言伝えただけ。その男性の顔はほとんど覚えていませんが、私と娘を守ってくれたと感謝の気持ちでいます。

その後の健診で脳貧血と診断されました。対処法はなく、目の前が真っ白になりそうな時はしゃがむというアドバイスをもらい毎日をやり過ごしていました。でも……

電車内や道で助けてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱい

その後は健診までの道のりを徒歩から電車に変更しました。ところが、また別の日に電車に乗っている時。乗車後、少しすると突然目の前が真っ白になりました。

「ここでしゃがんだら電車が急停止するかも……」と、必死に手すりを掴んでいました。すると40代くらいの女性が私の腕を引っぱり、そっと席に座らせてくれたのです。

私はあまりお腹が目立たず、マタニティマークも見える位置につけていなかったのに、こちらの変化に気づきそっと助けてくれたその方の優しさに泣きそうになりました。

車から降りて助けてくれた方や電車で席を譲ってくれた方に、今も感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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