東北から九州にかけて高温注意、熱中症に警戒を

2018年7月17日(火)14時45分 リセマム

高温に関する異常天候早期警戒情報

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西日本や東日本で高温が続いている。3連休中には埼玉県内の高校で熱中症の集団発生もあった。2018年7月17日には、東北南部から九州地方にかけての広い範囲で高温注意情報が出され、気象庁が熱中症に注意するよう警戒を呼び掛けている。

 気象庁は7月13日、西日本と東日本における7月下旬にかけて続く高温について注意喚起。太平洋高気圧が西日本を中心に強まり、西日本と東日本では7月下旬にかけて、最高気温が35度以上の猛暑日が続く地域がある見込みだという。

 7月12日に気象庁が発表した高温に関する異常天候早期警戒情報によると、7月17日から26日までを対象に7日間平均気温が「かなり高い」となる確率が30%以上とされた地域は、青森県から九州北部地方まで広く分布している。

 7月17日には、東北南部から四国、九州にいたる全国各地の気象台が高温注意情報を発表。予想最高気温35度以上の地域が多発しており、熱中症の危険が特に高いとして、こまめな水分補給、塩分補給、冷房利用など、十分な熱中症対策をとるよう呼び掛けている。特に豪雨の被災地では、熱中症にかかるリスクがより高くなるため、できる限りの対策を行うよう訴えている。

 3連休中には、厳しい暑さが影響して、熱中症による救急搬送が全国で相次いだ。連休最終日の7月16日には、埼玉県春日部市内の高校で、複数の生徒が部活動の練習後に体調不良を訴え、男子生徒5名が救急搬送される集団発生もあった。

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