知っておきたい!日焼け後のケアでやるべきこと

2023年8月1日(火)11時30分 ココカラネクスト

 みなさんは日焼け対策はできていますでしょうか??

日焼けをしてしまった!というそんな時でも、いつもと同じケアしかしていない人はたくさんいます。

しかし、それでは肌の質がどんどん下がっていってしまいます。

では、いったいどうすればいいのでしょうか。

今回は、日焼け後のケアでやるべきことについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】肌老化の8割は紫外線が原因?日焼け止めを正しく使って『光老化』を予防しよう

日焼け後のケア

日焼け後のケアで最初にすることは冷却

まずは冷やす!

日焼けした直後の肌は軽い火傷状態になっています。料理をしていて火傷をしてしまったら、どうしますか?すぐに冷やしますよね。日焼けも同じです。

ただし、氷を直接肌に当てるのはご法度。ただでさえ乾燥している肌を、より乾燥させて弱らせてしまいます。タオルに巻くなどしてから冷やしましょう(水で冷やす場合は直接でOK)。

日焼けの後必ず行って頂きたいことがあります。

それは、冷却と水分補給。

日焼けは軽いヤケドと同じ状態で、皮膚の細胞が傷つき、水分を保つ能力が弱くなっている状態。

そのままにしておくと、色素沈着を起こしやすく、細胞の炎症の記憶はメラニンを増加させてしまいます。

つまり、一刻も早く炎症を取り除くことでその後のケアに差が出るのです。

ですので、日焼けをしてしまった夜は、冷たいおしぼりを顔にあてたり、(もしレジャー中でも可能であれば、その場ででも!)とにかくほてりを鎮めましょう。

夜なら、おしぼりにラヴェンダーやカモミールを数滴たらすとアロマの香りが鎮静効果を増してくれます。

刺激が少なく、保湿力がある化粧水を使う

①保湿効果の高いローションを使用しましょう。

アロエベラ、桃の葉、ヒアルロン酸、セラミドなどは保湿力が高いです。

②ノンアルコールのローションを

ノンアルコールや添加物の少ない低刺激のものを選びましょう。ジェルタイプもやさしく伸ばしやすいのでおすすめ。

③ローションパック、シートパックで一面にはりつけ保湿

コットンにローションをたっぷり含ませて、幹部に貼り付けます。顔ならシートマスクも便利です。

ぐんぐん肌が吸収してしまうので、あっという間にシートやコットンがカラカラになるのがわかります。

④ローションを冷やしておく

ひんやり冷たいコットンパックは冷却と保湿が一挙にできて一石二鳥です。

刺激を与えるパッティングは避ける

日焼け後は、肌のバリア機能が低下しています。保湿すること自体は重要なのですが、コットンで何度も何度もパッティングすると、肌表面へ無数の細かい傷がつき、よりバリア機能が低下。肌の内側の水分が、どんどん外へ蒸発してしまいます。

コットンを使用する場合は、肌にやさしく、じんわりなじませるようにするのがおすすめです。

ローションを塗る時にいつもの癖だったり、もっと肌に浸透させようとして強めのパッティングをする人がいますが、日明け後のケアとしては、あまり良くありません。

日明け後の肌の状態はとても敏感で、刺激に弱くなっています。

それを知らずに、いつもと同じケアをしてしまうと、肌がボロボロになっていってしまうので注意しましょう。

ビタミンA・C・Eを摂る

日焼け直後の美白ケアは、肌への刺激となるので控えた方がよいのですが、メラニン生成自体は始まっています。

そこで、ビタミンCやターンオーバーを促進するビタミンA、Eを含む食材やサプリメントで、内側からの美白対策を開始すると効果的です。緑黄色野菜は、ビタミンCやAを含むものが多いので意識的に摂取するとよいです。

ビタミンA(β−カロテン)
抗酸化作用で、活性酸素を抑えます。(老化を予防するといわれています)

<多く含まれる食品>:かぼちゃ・にんじん・トマト・しそなどの緑黄色野菜

ビタミンC
メラニン色素の過剰生成を抑制します。(シミ・そばかす・くすみの抑制)

<多く含まれる食品>:ブロッコリー・ピーマン・えんどうなどの緑黄色野菜。 グレープフルーツ・オレンジなどの柑橘系・キウイフルーツ・イチゴなど

ビタミンE
血流を良くし、肌の新陳代謝を高めます。

<多く含まれる食品>:アボカド・大豆・ゴマ・ナッツなど

美白化粧品の使用はNG

日焼け直後に化粧水や美白アイテムを使用したところ、肌がピリピリしたという経験はありませんか? 日焼け後の肌は炎症を起こし、デリケートな状態です。

シミを予防するために、つい徹底的にお手入れをしたくなってしまいますが、日焼け直後は「やりすぎない」ことが大切です。

美白化粧品に配合されているビタミンCをはじめとした美白成分は、弱った肌への刺激になりやすいのです。直後の使用は控え、1〜2日後に、肌のほてりがおさまってからの使用をおすすめします。

肌のほてりが続くようなら皮膚科へ行く

日焼けはしないにこしたことはありませんが、日常の中でどうしても日焼けをしてしまうこともあります。

まず、肌が火照るようなら、カーマインローションなど、火照りを鎮めるのケア商品を肌に存分に塗ります。これを放置しておくと、肌がカサカサになってしまいます。なお、火照りがあまりにひどいようなら、ためらわずに皮膚科を受診して下さい。

いかがでしょうか。

最もベストなのは、日焼けをしないように対策をすることですが、どうしても日焼けをしてしまう時というのは必ずあるものです。

しかし、そこまでしっかりケアしなくていいかな・・・と感じる人は意外に多く、それが後々後悔につながることもあります。

たった5分から10分ほどケアで、これから何十年の肌を守ることができるので、日焼け後のケアはめんどくさくてもしっかりやるようにしましょう。

[文:meilong スタッフ]


「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://www.meilong.jp/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。

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