「日本最南端」のセブン、沖縄出店でどうなった? →しれっと本土最南端に変えてた

2019年8月2日(金)11時0分 Jタウンネット

沖縄にセブン-イレブンが初出店して、早くも3週間が経った。Jタウンネットでも紹介したが、14店舗が一斉オープンした2019年7月11日には、一部店舗ではテープカットやカウントダウンが行わるなどの大盛り上がりを見せた。


その一方で、ひっそりと変化を迎えた店舗が存在する。「元」日本最南端のセブン-イレブン、指宿(いぶすき)山川大山店(鹿児島県指宿市)だ。


これまでは、


「ここは日本最南端のセブン-イレブンです」



という看板が駐車場に設置されていたが、いつの間にか、


「ここは本土最南端のセブン-イレブンです」



に、しれっと変わっている。


理由はお察しの通り、沖縄に出店したことで日本最南端の店舗でなくなってしまったから。Jタウンネットは2019年7月31日、セブン‐イレブン・ジャパンに詳しい話を聞いた。


担当者「情報として残しておきました」


沖縄への出店により、ツイッターでは看板の撤去を心配する声があがっていた。


「沖縄にセブンが初出店したようで... 日本最南端のセブンイレブンはそちらになりますね? この看板は見納めかな?」
「この看板は撤去されたのかなぁ...もう最南端じゃないし...」
「今まで鹿児島が最南端だったがこの看板は無くなるでしょうね...」



しかしそんなことで簡単に撤去される看板ではない。日本から本土に規模を縮小してまで「最南端」を守り抜いた。指宿山川大山店の並々ならぬ最南端プライドが感じられる。


セブン‐イレブン・ジャパンの広報担当者によると、看板が日本最南端だったのは6月末まで。沖縄に出店する少し前から、本土最南端になっていたという。


看板を撤去しなかった理由については、


「本土最南端というのは事実ですので、情報として残しておきました」



とのこと。看板がなくなるのは少し寂しい気もするので、残したのは良い判断だと思われる。


ちなみに8月1日現在、日本最南端のセブン-イレブンは沖縄県糸満市の糸満真栄里(まえざと)東店で、日本最南端の看板は設置されていない。今後も沖縄に出店する可能性があるため、今のところ設置する予定はないとのことだ。

Jタウンネット

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