鮮度抜群のアジ天の旨さに悶絶！ 『天丼てんや』の夏の風物詩「たれづけ 夏の特丼」を味わってみた

期間限定「たれづけ 夏の特丼」920円 ｜ 食楽web

●おなじみ天丼専門店『天丼てんや』に「夏のキャンペーン第2弾」と銘打って、8月3日より「たれづけ 夏の特丼」が期間限定で登場。一体どんな天丼なのか、実食レポートします！

　鳥取県境港で水揚げされたアジの天ぷらが主役の天丼が『天丼てんや』で味わえる——と聞けば、アジ好きとしてはついつい身を乗り出しそうになります。アジフライを食べる機会は多いですが、アジの天ぷらは普段はなかなかお目にかかれないですしね。

『天丼てんや』浅草店。観光名所・雷門からも至近で外国人観光客にも人気のお店です

　その天丼の名は「たれづけ 夏の特丼」（920円）。2021年から発売されており、登場するのは今年で3年目。一体どんな天丼なのか、『天丼てんや』浅草店に突撃して味わってきたので、その味わいをご紹介しましょう。

「たれづけ 夏の特丼」を実食！

アジを箸でつまみ上げてみるとその大きさに感激。これは食べごたえありそう

　待つこと数分で運ばれてきた「たれづけ 夏の特丼」。アジ、海老、大いか、そして米なすの天ぷらが盛り付けられた、見るも贅沢なネタとビジュアルは、たしかに「特丼」と名乗るにふさわしい内容です。

　まずはメインのアジからいってみましょう。箸でつまみ上げてみると、かなり大きい。もう少し小ぶりなものを想像していただけにちょっと嬉しくなります。顔に近づけるとタレの香ばしい香りがふわり。お腹が空いていなくてもこの香りで空腹感が生まれてきます。

　アジの身は厚めでふっくら。すぐに加工され急速冷凍したアジを使用しているそうで、鮮度の良さが伝わってきます。そのふっくらした身が口の中でホロホロと崩れながら、旨みをじんわりと拡散。これは旨い！ アジはフライだけでなく天ぷらでも美味しいことを改めて知りました。

米なすの天ぷらは、筆者にとってはこの日一番の大収穫！こんなに美味しいとは思わなかった！

　海老も大いかも期待以上の美味しさでしたが、筆者がとくに驚いたのは米なすです。肉厚で食べごたえ抜群で、噛むとじゅわっと染み出す甘みが実に美味！

　思わずお皿に盛り付けてナイフとフォークで食べたくなってしまいます。アジ、海老、大いかと3連続ヒットのあとに、思いがけず炸裂する満塁ホームランといったところ。お酒のアテとしても十分通用しますね。これは見事な天ぷらです。

　ちなみに、一般的な天ぷらは、粉を水で溶いたバッター液をからませて揚げますが、こちらの魚介の天ぷらは、揚げる前にタピオカ粉を使用した打ち粉をうち、それからバッター液をからませているそうです。つまりハイブリッド方式なのですね。これは考えたものです。衣がしっかりしていてタレのからみも良好、歯を入れたときのサックリ感の秘密はここにあったようです。

　もちろん、タレがたっぷりかかったご飯も当然ウマい。食べ始めると止まりません。あっという間に完食です。

小そばとのセットメニューもあります

　さてこの「たれづけ 夏の特丼」、そばやうどんとのセットメニューもあります。とくにそばは細くてのどごしもよく、天丼との相性は言わずもがな。9月中旬まで発売予定だそうなのでこの機会にぜひ。

（取材・文◎松本壮平）

●SHOP INFO

店名：天丼てんや 浅草店

住：東京都台東区浅草1-9-2
TEL：03-5828-5918
営：10:30〜22:00（21:30LO）
　　土日祝10:00〜22:00（21:30LO）