山あいで人を刺す虫「オロロ」 いったい何の仲間なの

2017年8月13日(日)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2017年8月1日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、山あいの清流などで人を刺す夏の虫「オロロ」について説明していました。


夏には、蚊やハチなどに刺されることも多いですが、山あいの清流にいる虫は何の仲間なのでしょうか?


全国に多くの呼び名がある


このイヤな虫は、加賀地方を中心に「オロロ」や「ウルル」と呼ばれています。正式名称は「イヨシロオビアブ」といい、ハエ目に属します。


大きな目と白い筋模様が特徴で、ハチは羽根が4枚でお尻から出す針で人を刺すのに対し、オロロは、平均棍(へいきんこん)という飛行時に体の平行を保つ器官があり羽根は2枚、口で人を刺します。


また、ハチは攻撃や防御のために刺しますが、オロロは、栄養を得るために刺すのです。


オロロは二酸化炭素や黒いものに集まる性質があるため、刺されない対策としては、長袖長ズボンを着用する、明るめの服装をすることです。


オロロには、ほかにも全国でいろいろな呼び名があり、その多さからも人や生活に身近な虫であることがうかがえます。(ライター:りえ160)

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