北海道民が愛してやまない行列チェーン『弟子屈ラーメン』の人気秘密を大解剖!

2023年8月15日(火)10時50分 食楽web


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●弟子屈(てしかが)の名物グルメとして人気の『弟子屈ラーメン 弟子屈総本店』。地元の方におすすめグルメを聞くと必ず名前が上がる定番のラーメン屋を調査してきました。

 海鮮やラーメン、フルーツなどで知られるグルメ王国の北海道。道東エリアに位置する弟子屈は、摩周湖や屈斜路湖など豊かな自然に恵まれた地域です。観光客も多く集まる弟子屈には、町の名前が付いた名物ラーメン「弟子屈(てしかが)ラーメン」があります。

 雄大な北の大地が産んだ人気ラーメンを、国内旅行に出かけると必ずご当地ラーメンを探す筆者がレポートしましょう。

ランチタイムには行列ができるほどの人気店


今回訪れたのはパイロット国道沿いにある人気ラーメン店『弟子屈ラーメン 弟子屈総本店』

『弟子屈ラーメン』はラーメンの名所で知られる札幌の「元祖さっぽろラーメン横丁」をはじめ、北海道と三重県に出店している北海道を代表するラーメン屋。

 平日のお昼時に行ったら、満席で10分くらい待ちました。ラーメンということもあり、かなり回転率はいいので長時間待つ心配はなさそうでした。国道沿いに位置するため、ドライブの途中にも立ち寄りやすいお店です。

弟子屈ラーメンで1番人気の「魚介しぼり醤油」


「魚介しぼり醤油」950円(税込)

「魚介しぼり醤油」は、麺は中太のちぢれ麺を使用し、肩ロースチャーシューがドンっと1枚トッピングされた一品。平成19年度には“醤油が持つ本来の価値を引き出し、創意工夫を凝らして巧みに使いこなす匠に対して贈られる称号”「第五回醤油名匠」を受賞した実績を持つほどの実力派です。

 オホーツクのホタテ干し貝柱や数種類の魚介と野菜を炊き込んだ醤油タレには、北海道の食材の旨味がぎゅっと濃縮されています。店内に入っただけで、旨味たっぷりのいい匂い。食欲を一気に掻き立てられました。

北海道のこだわり食材をたっぷりと使用したラーメン

 ラーメンを一口食べてみると、鰹節の豊かな香りが口の中いっぱいに! 北海道産小麦を100%使用した弟子屈ラーメン専用粉でつくられた麺はプルっとした食感。中太のちぢれ麺にスープがよく絡み、どんどん箸が進みます。

 煮たまごは茹で加減が抜群。とろりとしたなめらかな舌ざわりで、スープにつけて食べるとこれでごはんが1杯食べられそうでした。そして、程よく脂がのった肩ロースチャーシューは、ジューシーさと香ばしさの両方を兼ね備えた1枚。

 スープは濃厚な味わいでありながら、さっぱりとした味わい。口の中にこってり感が残らず、油っぽいものは苦手という方でも食べやすい味付けでした。女性や子どもなど幅広い世代に愛されている理由に納得です。

 また、「魚介しぼり醤油」以外にも、すっきりとした味わいの「貝だし 塩」や、ガツンとした濃厚な「弟子屈味噌」などさまざまな好みに合うラーメンが勢揃い。

 多くのラーメン屋さんは男性客が多い傾向ですが、『弟子屈ラーメン』にはファミリーでラーメンを楽しんでいる姿もありました。

テーブル調味料で味変を楽しんで


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 途中まで食べ進めたら、卓上に置いてある調味料で味変を楽しんでみるのもおすすめ。ニンニクや、胡椒と山椒が入ったオリジナルスパイスなど、さまざまな味変アイテムがそろっています。風味豊かなラーメンスープに合いそうな調味料を選んで、ラーメンを自分好みの味わいに変身させましょう。

 食べ終わったら、ラーメンどんぶりのデザインに注目してみてください。それぞれデザインが異なり、少し歪んだ形をしたユニークなものも。おしゃれなデザインのラーメンどんぶりはお客さんに好評なんだそうです。

調査結果

 弟子屈名物の人気ラーメン屋『弟子屈ラーメン』は、幅広い世代に愛される名店でした。北海道の食材をたっぷりと使い、旨味を凝縮したラーメンは、香り豊かで食欲をそそられます。摩周湖や屈斜路湖など北海道を代表する観光スポットもあるエリアに位置しているので、観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎栗原香菜子)

●SHOP INFO

弟子屈ラーメン

http://www.teshikaga-ramen.com/

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