函館名物「塩ラーメン」ならココが一番! 地元の人気店『まいど』で絶品すぎるラーメン&炒飯を食べてきた

2022年8月19日(金)10時48分 食楽web


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 札幌の味噌、旭川の醤油と並び、函館は塩ラーメンが名物です。今回は、函館代表するアーティストGLAYのTERU氏も愛するラーメン店『まいど』をご紹介します。最近では、函館の正統な塩ラーメンを食べられる店が減ってきている中、同店は自信をもって「函館塩ラーメンとはこれだ!」とおすすめできる店の一つです。


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『まいど』は、2013年11月にオープンし、正統派の函館塩ラーメンに現代人の味覚に合う洗練さを加えた一杯が人気です。開店10分前に到着しましたが、すでに3名が待っていました。店が開くと続々と来客があり、あっという間に全席が埋まります。観光客もいますが、オープン直後は地元客が多め。

 ドアをあけてすぐ、カウンター席がずらりと並びます。昨年まで隣のスペースで運営していたスナックの跡地に小上がり席とテーブル席を配置したことで、幾分、行列も緩和された印象です。

 すでに注文は決めていたので、お冷を持ってきていただいたタイミングで「塩らーめん」と「しお辛のチャーハン」を注文。超人気店なのでテイクアウトの注文が入る場合もあり、料理が到着するまで時間がかかることがあります。食後に新幹線やフライトなどの予定があるなら、時間に余裕を持って来店してみてくださいね。

「塩らーめん」は函館塩ラーメンの伝統と、現代風のシャープな旨さが共存!


850円

「塩らーめん」が着丼! 丁寧にとった鶏ガラスープの淡麗さと、塩の地味深さが特徴のスープに、プリッともちもちの玉子麺、上にのったお麩が函館塩ラーメンを語る上では欠かせない要素です。

 函館塩ラーメンの伝統を重んじつつ、現代的に仕上げた一杯は、塩味のシャープさに麺の甘みが絶妙にマッチしています。全体的にはまあるい味わいで、味変に加えるコショウがききますね。三世代で楽しめる味です。

「しお辛のチャーハン」の完成度の高い味わいに脱帽!


850円

 ラーメンとともに人気メニューが、「しお辛のチャーハン」です。ネーミングから、塩辛特有の香りやしょっぱさを連想するかもしれませんが、これが実に完成度が高く品の良い味なのです。

 塩辛を使っているので、イカの旨みと香りがぎゅっと凝縮されていて、シンプルな味付けの炒飯とベストマッチ! 上に乗ったバターが徐々に米に染みこみ、ぐちゃぐちゃに混ぜながらいただけば至福のひと時。仕上げの一味が全体の味を引き締めていて、どんどんレンゲが進みます。

「塩らーめん」のスープともバツグンの相性なので、ぜひ時間とお腹に余裕を持たせて来店してみてくださいね。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

Maido(まいど)

住:北海道函館市湯川町1-26-34
営:11:30〜14:30、17:00〜20:30
TEL:0138-85-8870
休:火曜

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