稼いでいても貯金ゼロ、 年収950万円の40代男性「娘の教育費にお金がかかりすぎて......」

2023年8月25日(金)23時10分 キャリコネニュース

画像はイメージ


40代は年収が多い一方で、子どもの養育費や仕事の付き合いなどで出費も増える。物価高もあり、思うように貯蓄ができていないと焦りを感じる人もいるようだ。東京都に住む40代の男性のリアルな貯金事情を紹介しよう。


東京都の40代前半の男性(ITエンジニア【システム開発・SE・インフラ】/年収950万円)は、貯金が「0円」だという。なぜ貯金できないのだろうか。


「これから大学受験が始まると思うとゾッとする」



貯金がないというこの男性は、


「普段の生活で困ることはないが、中3娘の教育費(主に私立中高一貫校の学費、習い事費)にお金がかかりすぎて貯金は全くできない。これから大学受験が始まると思うとゾッとする」


と打ち明けた。


中学から私立に通わせていれば学費は相当かかるだろう。東京都が発表している「都内私立中学校の学費状況」「同・高等学校(全日制)の学費状況」(2023年度)を見ると、授業料、入学金、施設費などを含めた初年度納付金が私立中学校は98万9125円で、私立高校は95万6918円だった。それぞれ25万円ほどの入学金を差し引いても、毎年70万円ほどかかるようだ。男性の場合はこの他に習い事の費用もあり、貯金できないのは無理もないだろう。


東京都の40代後半の男性(医療・福祉・介護/年収600万円)も貯金額は「60万円」と心もとない。


「子どもの教育費と住宅ローンの返済で貯めることができない。本来なら65歳までには何とか1000万円くらいは貯めないと老後の心配があるのは分かっているので、本腰を入れて貯めようとは思っている」


40代は働き盛り。まだまだ稼げると思う一方で、親の介護から自身の老後を意識し始める年代でもある。健康に注意しながら、無駄な出費がないか家計を今一度確認し、計画的に貯蓄を進めていきたいところだ。

※キャリコネニュースでは「貯金100万円以下の人」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/N1MFTLO0

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