「ベビーカー＆息子＆大荷物を抱えて半泣きの私。新宿駅の階段の下で立ち竦んでたら、リクスーの女子2人組が...」（高知県・30代女性）

シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜　投稿者：Yさん（高知県・30代女性）

その日、Yさんは赤ん坊の息子をベビーカーに乗せ、電車に乗るため新宿駅へ。

しかし、目的のホームまでは階段しかなくて......。

＜Yさんの体験談＞

東京の実家へ帰省したときの話です。友達と久しぶりに集まってランチをした帰り、まだ１歳の息子をベビーカーに乗せ、電車に乗ろうと新宿駅の改札を抜けました。

しかし、その改札は私が行きたいホームへのエレベーターもエスカレーターもなかったのです。

ビーカーのほかに、子供のおむつやらが入った大きなマザーズバッグも持っていた私は、階段の下で半泣きになりながら途方に暮れるしかありませんでした。

「大丈夫ですか？」

ベビーカーをたたんで、荷物を持ったまま子供を抱っこして行くしかない。そう思っていたとき、二人組のリクルートスーツを着たお姉さんたちが、私に声をかけてきました。

「大丈夫ですか？」
「お手伝いしますよ！」

お姉さんたちは私が答える間もなく、１人はベビーカー、１人はマザーズバッグを持って、ホームへと上がってくれました。

久しぶりの東京で、子供を連れての電車移動に疲れ切っていた私には、本当に泣きそうになるくらい嬉しい出来事でした。

あのときは本当に助かりました。ありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて！

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター（＠jtown_net）のダイレクトメッセージ、メール（toko@j-town.net）から、具体的な内容（どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜）、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢（20代、30代など大まかで結構です）、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

（※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください）