バイトの「バックレ」5人に1人が経験あり 勤務中に「退屈さ」を感じる人ほど離職を意識する傾向も

2018年9月13日(木)12時17分 キャリコネニュース

求人情報サイトを運営するディップは9月11日、アルバイトの離職問題について調査した「アルバイト離職白書」を発表した。

アルバイト就労経験がある1万26人に対し、「アルバイト先に連絡せず、無断で辞めたことがあるか」を聞くと、17%が「はい」と回答。2割近くの人が過去にバイトをばっくれていることがわかった。しかし常習的ではなく、回数は「1回」(70.16%)が最も多かった。2回(20.42%)、3回(6.81%)という人も一定数いた。

今のバイトに満足している人も半数は「辞めたい」と思っている

続いて、15〜26歳で現在アルバイト就労中の学生500人に、「今のアルバイトに満足しているか」と聞いたところ「満足している」という回答が66.2%に上った。

また、「満足している」と答えた学生の52.0%が「今のバイト先を辞めたいと思ったことがある」と回答。満足していても離職リスクがあるようだ。

続いて、全体に「現在のアルバイト勤務中に退屈さを感じたことがあるか」と聞くと、「ある」と答えた人が54%と、半数を超えた。さらに「退屈さを感じたことがある」という学生の65.8%が「辞めたいことがある」と答えた。一方で、「退屈を感じたことはない」学生では「辞めたいことがある」という回答は34.2%にとどまり、両者の間に大きな差が出た。

調査を行ったディップは、「今後、離職を防いでいくために"退屈さを感じさせない"工夫が企業側で必要だという課題が浮き彫りになった」としている。


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