ソニー、Raspberry Piに対応したMESHハブアプリ年内配信
2017年10月2日(月)10時45分 リセマム
MESH(メッシュ)は、「あったらいいな」と思うIoT(モノのインターネット)の仕組みを作れるプラットフォーム。難しい電子工作やプログラミングの知識がなくても、無線でつながるハードウェア・ブロックと専用アプリ内のソフトウェア・ブロックを組み合わせるだけで作ることができる。スマートフォンやタブレット用のMESHアプリをアイコンでつなげていくことで、センサーを活用した「MESHレシピ」を簡単に作成できる。
年内に公開されるRaspberry Pi向けMESHハブアプリケーションは、インストールするだけでRaspberry PiをMESHのハブとして利用できるようになる。これにより、スマートフォンやタブレットが近くになくてもMESHアプリで作成したレシピをRaspberry Pi上で常時動作させることが可能。対応モデルは「Raspberry Pi 3 Model B」。
さらに、スイッチサイエンスによるMESH GPIO用拡張アクセサリーのラインアップが追加。USB給電で動作するデバイスの電源オン・オフやサーボモータのコントロール、littleBitsやGroveのさまざまなセンサーやアクチュエーターと接続できる。IFTTTアプレットにも対応しているMESHアプリは、さらに多種多様なセンサーやデバイスとインターネット上のサービスを組み合わせることが可能となる。
10月3日より開催される「CEATEC Japan 2017」では、Raspberry Pi向けMESHハブアプリケーションのデモと、さまざまなモジュールをつなげることが可能なGPIO用拡張アクセサリーが展示される。