春はやっぱこれでしょ! 3月27日を記念日にしている「特別な花」って?
2022年10月2日(日)6時51分 マイナビ子育て
親子で楽しく行事を学ぶ、行事雑学クイズ。日本には、あまり広く知られていない記念日もたくさん。平日と思われる3月27日も、実はある記念日です。いったい何の日かわかりますか? ヒントは「花」と「数字」です。お子さんと一緒に考えてみてくださいね。
3月27日って何の日?
3月の記念日といえば、3月3日のひな祭りや3月14日のホワイトデーがよく知られていますよね。このほか、3月27日も、ある記念日に制定されています。いったい何の日かわかりますか?
ヒントは、この時期の「花」と、「327」の数字。「327」は、かけ算を用いて考えてみてください。
答えは、「さくらの日」。日本さくらの会が、「さくらの木を保護し、さくらのすばらしさを知ってもらう」ことを目的として1992年に制定した記念日です。
なぜ3月27日がさくらの日なのか
なぜさくらの日を3月27日に決めたのか、その由来にはふたつの説があります。
ひとつは、七十二候にちなんだというもの。七十二候とは、古代中国で考案された季節の表し方で、この七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」の時期が3月27日頃であることから定められたという説。
もうひとつは、「3(さ)×9(く)=27」のかけ算の語呂合わせから3月27日になったという説です。
少々難易度が高いクイズですが、子どものかけ算の勉強に役立ちそうですね。
子どもと「さくらの日」を楽しもう
「さくらの日」といっても、何をすればよいのかピンとこないかもしれませんね。そこで、親子で「さくらの日」を楽しむためのアイディアをいくつかご紹介します。
お花見に行く
さくらといえば、やっぱりお花見。地域によっては、3月27日頃はちょうど桜が満開になっているところもあるでしょう。
桜を見ることをメインにすれば、いつものお散歩もちょっと違ったものに。お弁当やレジャーシートを持って本格的にお花見を楽しむのもよいですね。
花びらキャッチゲーム
お花見の際にぜひ子どもと楽しみたいのが「花びらキャッチゲーム」。上から舞ってくる桜の花びらを、地面に落ちる前にキャッチするゲームです。成功すると願いが叶うというジンクスもありますよ。意外と難しいので、盛り上がること間違いなしです。
3色だんごを食べる・つくる
絵本などにも出てくる、ピンク・白・緑の3色だんご。この3色だんごのピンクは桜の色を表しています。白は白酒、緑は草木のイメージから。かわいらしい色と形で子どもも大喜びしそうですよね。
購入して食べるのもよいですが、親子で手づくりしてみるのもよい思い出になりそうです。
まとめ
「さくらの日」とは、なんとも春らしく思わずウキウキしてしまいそうな記念日ですよね。ぜひ親子で桜を見に出かけてみてください。