動物園からゾウが消える?仙台と秋田で交換プロジェクト開始

2018年10月7日(日)6時0分 Jタウンネット

[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2018年9月25日放送で、メスのアフリカゾウについて紹介していました。


仙台市太白区にあるセルコホーム ズーパラダイス八木山(八木山動物公園)にいるメスのアフリカゾウ「リリー」と、秋田県の大森山動物園にいる「花子」が新たな繁殖に繋げようと、交換して飼育されることになりました。


国内初ゾウの繁殖を目指して


今回は、ゾウの花子が秋田から仙台へやってきました。今年6月に交換が決まってからコンテナを使用し、輸送のトレーニングが行われていました。飼育員さんとの二人三脚でトレーニングを乗り越え、4時間かけ今回の輸送を無事完了することができました。


仙台のリリーは、輸送に向けてのトレーニングをし、10月下旬に秋田へ出発するそうです。


仙台、秋田共に、数年前から繁殖行動が見られず、なかなか子宝に恵まれずにいました。環境を変えることで、繁殖につなげようと今回の交換に至りました。国内では初めての繁殖目的の交換となり、とても期待が高まります。


近年、飼育頭数の減少が見られ国内では30頭ほどしかおらず、このままでは動物園からアフリカゾウがいなくなる可能性があるとのことです。国内ではアフリカゾウを維持して行くためにも動物園同士が協力することが大切になってくるとのことでした。


ゾウがいない動物園なんて考えられないですね。住まいが変わることでストレスがあるかもしれませんが、早く仙台に慣れ、オスの「ベン」との関係を築いてほしいです。(ライター:rin.)

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