「新テスト」大学入学共通テストはこんな問題が出る

2019年10月10日(木)10時15分 リセマム

「新テスト」大学入学共通テストはこんな問題が出る

写真を拡大

「親世代とは違う」という大学入試が、これからどう変わっていくのか、ピントこないという親も多いだろう。アローコーポレーション企画・編集・発行「大学選びの新常識 2019年度版」より、高校生・受験生の親に役立つ「大学入学共通テスト」の問題を紹介する。

お父さんもお母さんも挑戦!「新テスト」大学入学共通テストはこんな問題が出る!

 2017年11月、「大学入学共通テスト」の新テストの問題を出題したプレテストが行われました。保護者の皆さんもお子さんと一緒に挑戦してみませんか。

Q. これはどの教科の問題でしょうか?


A. 「数学I・数学A」の問題です!

 「地方の経済活性化」という言葉や観光客数のグラフから「現代社会」の問題を連想した方も多いのでは。今後は「数学」においても、学んだことを実生活で活用できる「思考力」「判断力」や、自らの考えを説明できる「表現力」が問われることになります。

「評価されるのはココ!

知識・技能
●数学の基本的な概念や原理、法則の体系的理解
●事象を数学化したり数学的に解釈し、表現・処理する技能

思考力・判断力・表現力
● 焦点化された問題について、目的に応じて数・式、図、表、グラフなどを活用し、一定の手順にしたがって数学的に処理することができる。
● 問題解決の構想等を理解したり、その構想の根拠を数学的に説明したりすることが きる。目的に応じて、自分の考えなどを数学的な表現を用いて的確に説明することができる。
●解決過程を振り返り、得られた結果を元の事象に戻してその意味を考えることができる。

「考える視点」を身につければ新しい大学入試は怖くない!

「ワクワクして考える力」を身につければ大丈夫!
 記述問題が導入されるのが新入試の1つの特徴ですが、出題内容は決して難しくはありません。たとえば社会なら「もしあなたがある歴史的人物だったらどう行動するか」といった問題が予想されます。つまりその人物の業績や時代背景などの知識を問われた上で、自分なりの考えを求められるのです。単なる暗記ではなく「この出来事にはどんな意味があるか」「自分ならどうするか」と考えるのが本来の学び。物事を批評する力と想像力、創造力を鍛えることは入試突破のみならず、現状から未来をリアルに予測し、自分の将来を設計する力にもつながります。イマジネーションを駆使して勉強すれば新入試は恐れるに足らず。むしろ未来の自分をデザインする第一歩です。

<協力:アローコーポレーション>

リセマム

「テスト」をもっと詳しく

「テスト」のニュース

「テスト」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ