【激白！】夫は「働いている俺の方が偉い」と専業主婦を見下して、自尊心をなんとか保っていた

優しい妻・雪穂とかわいい娘・結と三人で暮らしている会社員の倉田。古い体質の職場でハラスメントに苦しみながらもなんとか昇格した倉田は、家でも「たまに家事や子育てを手伝う俺」に悦に入るようになっていました。

誰もが羨む理想の家族だと思っていた。妻が出て行くまでは……。ある日突然妻が娘を連れて家を出ていった。どうして？何が駄目だった？ 夫が気が付かないうちに夫婦の心の距離はどんどん広がっていて……。どこの夫婦にも起こりえる心のすれ違いを描いたSNSで話題の『僕と帰ってこない妻』を連載形式でご紹介します！

『僕と帰ってこない妻』 第216回

娘が生まれて仕事を一生懸命頑張っていた会社員の倉田。しかし、バリバリ働いて夫以上に稼いできた妻・雪穂は、妊娠中の体調不良から退職せざるを得なくなりました。

専業主婦になった妻に、倉田は家事育児だけでなく上司への手土産選びや女子社員にもらったバレンタインチョコのお返しまで手配してくれと頼むように。

そんな夫に一時期は冷たくあたっていた妻も、あるときから憑き物が落ちたように優しくなり、倉田は「やっぱ男は仕事で女は家、分業するとうまくいくよな〜」と実感します。

ところがある夜、自宅に帰ると部屋は真っ暗。テーブルには「しばらく帰りません」と置手紙が残されていました。

妻子に出ていかれ、「妻の善意を当たり前に搾取していた」とようやく気づきました。そしてこれまでのことを思い返すと……

働いてないんだから、やるのは当然？

「働いている方が偉い」と思い込み、妻を見下していたことに気づいた夫。感謝の気持ちを伝えることもほとんどなかったことに思い至ります。

自分の自尊心を保つためにそうしていたーーと認めたものの、謝罪の言葉を伝えたい妻は、もうそこにはいません。

妻と娘の行方を追って謝りに行くのか、それとも？夫のこのあとの行動に注目です。

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（漫画：ちなきち／編集・文：マイナビ子育て編集部）

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