東京ブランドロゴ「& TOKYO」に酷似の指摘 仏メガネブランドからロゴ譲渡と引き換えに資金援助の申し出も
2015年10月13日(火)10時48分 BIGLOBEニュース編集部
東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、東京ブランドを確立するための「東京ブランド推進キャンペーン」を開始、新たなロゴ・キャッチコピー「& TOKYO(アンドトーキョー)」を発表した。ロゴのデザインは、多摩美術大学教授でHAKUHODO DESIGN社長の永井一史氏が手掛け、1億3000万円の制作費が投じられている。
東京五輪エンブレムの問題を受け、慎重に発表したという「& TOKYO」だったが、ネット上では早くも酷似の指摘が相次いでいる。まず、フランスの眼鏡ブランド「Plug&See」のロゴと似ているという疑惑が浮上。特に「&」の字体、丸い背景が似ているという指摘だ。この騒ぎを察知した「Plug&See」は、公式サイトやSNSを通じて、自らのロゴを東京都に譲渡する代わりに、東京進出のための資金援助をお願いしたいと申し出ている。
出典:Plug&See
日仏友好の名において、私たちは弊社のロゴを東京都に譲渡する用意でおります。弊社のグラフィックチャート変更のため、場合によっては弊社の東京進出のため、金銭的なご援助を賜りますようお願い申し上げます。http://t.co/gW11EvyaRK#ご協力のお願い
— Plug&See (@PlugandSee) 2015, 10月 12
続いて、ニュージーランドの弁護士事務所「Jones & Co」と酷似していると指摘された。こちらは「&」の字体、丸い背景の赤色などが「Plug&See」よりも「& TOKYO」に近く、さらに「&」以外の字体まで似ている。一部報道によると東京都は、この騒動を把握しており、今後の対応を検討していくとのことだ。
出典:Jones & Co