誠品生活だけじゃない! 日本橋の新名所「コレド室町テラス」で押さえておくべき絶品グルメの店5軒

2019年10月13日(日)10時50分 食楽web


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 9月27日にグランドオープンした「コレド室町テラス」。日本初出店の台湾発のセレクトショップ「誠品生活」が話題に上りがちですが、地下1階から2階までの49店舗中31店舗を飲食店で占めており、日本&東京初出店の飲食店も目白押しの商業施設なんです。

 イタリアからやってきた日本初出店のピッツェリアを始め、福岡で大人気の「だしいなり専門店」など、食にこだわりのある人に、ぜひ訪れてみてほしい飲食店をご紹介しましょう。

イタリア人も大行列のピッツェリアが日本初出店

 ナポリビッツァ界のカリスマと呼ばれるジーノ・ソルピッロ氏のピッツァ専門店『Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana (ジーノ ソルビッロ アーティスタ ピッツア ナポレターナ)』。1935年創業の老舗で、イタリアでは2時間並ぶのは当たり前だと言われている行列店が、コレド室町テラスに日本初上陸しました。


トマトソース、モッツァレラ、オリーブオイル、バジルを使った「アンティカ マルゲリータ」(1480円)

 同店のピッツァは生地のおいしさが格別。小麦の旨みや甘み、香ばしさが感じられ、薄くて柔らかいのが特徴です。ナポリビッツァはこのように柔らかいのが一般的なのだとか。日本で食べるピザとはまた違い、具だけでなく生地の味わいも楽しめるのが本場っぽくていいですね。


トマトソース、オリーブオイル、オレガノ、にんにく、バジルを使った「マリナーラ」(1180円)は、シンプルながらもトマト本来の甘さが感じられる

 イタリアの店と同様、同店は予約不可のため、土日は混雑必至。イタリアに行かなくとも本場の味を知りたい人はぜひ足を運んでみてください。

片手で食べられるフレンチは0次会にもぴったり

『one hand(ワンハンド)』では、店名のとおり、片手で食べられるフレンチが楽しめます。16席のカウンターメインですがスタンディングエリアもあるので、ランチやディナーはもちろん、飲み会前の「0次会」にもぴったりです。


ディナーのコース料理(8000円)として提供されるひと皿。フォアグラを使った「グラチャップス」をはじめ、カニどらやき、いくらとチーズ最中、カカオとトリュフの寒天、蕪のわらび餅など、趣向を凝らしたメニューが並ぶ

 どのメニューも意外性に溢れているのがone handの魅力。たとえば、旬の野菜を使った前菜も絵の具のパレットに見立てたお皿に盛り付けるというこだわりぶり。目でも楽しめるアートなフレンチをカジュアルな雰囲気で楽しめます。


ディナーだけでなくランチコース(5000円)でも提供される「旬野菜のパレット仕立て」

北海道産の素材にこだわる洋菓子&プレミアム食パンは必食

 北海道外では初出店となる『フェルム ラ・テール 美瑛』。同店は2017年に北海道美瑛町にオープンした洋菓子やパンが人気のお店で、コレド室町テラスでは定番人気の「チーズフォンデュケーキ 酪生」に加え、北海道産のバターにしっかり空気を抱かせて軽めの食感に焼きあげた「北のごちそう バターチーズサンド」も購入できます。


店内右手は洋菓子、左手はパンの販売スペースとなっている

 さらに、プレミアム食パン「麦と酪」では3種類の食パンが新たに開発されました。どの食パンんも小麦、バター、牛乳などの素材の味わいがしっかり生かされており、一度食べると病みつきになるはず。筆者が平日の夕方に訪れた際はすべて売り切れていたので、こちらも話題を集めそうです。


食パンのラインナップは「北海道ジャージー牛乳食パン」(600円)、「北海道バタークロワッサン食パン」(1000円)、「北海道熟成チーズ食パン」(450円)の3種類

福岡生まれのふっくら稲荷は手土産におすすめ

 福岡の渡辺通りにある日本料理『海木』が、『だしいなり海木』として関東初出店しました。「だしいなり」は、出汁をたっぷり吸わせてこだわりの揚げで包んだいなり寿司で、まさにオンリーワンの味わいです。


だしいなりは4個入り(1296円)と8個入り(2592円)が選べる。店内には予約制のイートインスペースもあり、できたての温かいだしいなりをいただくこともできる

 このだしいなり、本当にふっくらしていて、揚げとごはんのバランスが絶妙なんです! 筆者は初めて食べてその魅力に取り憑かれました。お値段は決して安くはないですが、手土産にすると必ず喜ばれるはず。頑張った日の自分へのご褒美にするのもアリですね。


大きな赤いのれんが目印。これまでのいなり寿司の概念を覆してくれる

人気ベーカリーの新業態が地下1階に誕生

 ここまで紹介した店舗はすべて1階にありましたが、地下1階も見逃してはいけません。地下は横丁のようにさまざまな飲食店が軒を並べており、1階に比べるとよりデイリーに使えそうな印象を受けます。


駅直結の地下1階フロア。屋台型の居酒屋やアジアンエスニック料理店、寿司居酒屋など気軽に入りやすい雰囲気の飲食店が多い

 そんな地下1階で紹介したいのが、『Hakone Bakery Dining & BAR』。こちらは箱根湯本ホテルが展開する『Hakone Bakery』の新業態で、昼はランチビュッフェやテイクアウトビュッフェ、夜はダイニングバーとして利用できます。


ディナータイムは「シャルキュトリー盛り合わせ(3種盛り1580円/5種盛り2480円)」や「ナチュラルチーズ盛り合わせ(1480円)」が提供される

 同店で食べておきたいのが、店内で焼かれたクロワッサンです。モーニングメニューに付いてくるフォカッチャを「AOP発酵バターのクロワッサン」に変更することもできるので、朝食でもぜひ食べてみてください。


「AOP発酵バターのクロワッサン」(280円)は、バターの風味たっぷりなサクサクのクロワッサン。Hakone Bakeryの看板商品でもある

 コレド室町テラスにはここでしか出会えない飲食店が多数展開されています。仕事帰りや休日に立ち寄って、1軒ずつ攻略してみてくださいね。

(取材・文◎今西絢美)

●DATA

コレド室町テラス

https://mitsui-shopping-park.com/urban/

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