イタリア衝撃UFO画像5選! 赤く燃える歯車、光学迷彩、光速稲妻…地中海UFO学センターが報告

2022年10月12日(水)20時0分 tocana

 地中海UFO学センター(CUFOM)が、この夏イタリア半島で未確認飛行物体の目撃情報が多数あったことを報告。10月9日に伊フラニェート・モンフォルテで開催されたUFO会議「Ufo sulla terra e nel sistema solare(地球上あるいは太陽系のUFO)」で、その詳細を発表した。


 CUFOMの創設者であるアンジェロ・カランナンテ博士によると、2022年は目撃情報が多く、特に今夏は激増し、24時間で10件もの情報が寄せられたこともあったとのことだ。


  CUFOMが報告したUFO目撃情報から特に興味深いものを紹介する。


海上に出現したメタリックUFO

 あるジャーナリストが2022年7月20日午前10時50分、カンパニア州サレルノ県パエストゥムのある海岸で、水平線上を動く何かを見た。それは明らかに海面上を浮遊し、空に航跡のようなものを残していった。最初に非日常的な出来事に驚いた後、すぐに目撃者はスマートフォンを手に取り、2枚の写真を撮った。


 目撃者によると、その物体は地平線上を軌跡を描いて飛行し、その後停止したという。また、ドーム状で空飛ぶ円盤に似ており、物体は回転して見えたそうだ。目撃者が認識した物体の色は暗いメタリックで、目撃時間は1時間だった。


 この物体は一体何なのか? CUFOMは、物体の色や明るさが変化していないこと、水平線上で海面からやや低い位置にあること、現象が1時間程度続いたことから、「ファタモルガナ効果」を疑った。これは地平線上の狭い帯域に見える、複雑で珍しい形の蜃気楼のことだ。


 しかし、物体が移動し、また回転したという点が不可解であるため、CUFOM内でもファタモルガナ仮説の支持者と本物のUFO説支持者の間で非常に活発な議論が行われた。


 結論としては、ファタモルガナ効果という合理的な仮説しか成り立たないものの、すべての要素を総合すると強い疑問が生じるため、美しい空飛ぶ円盤と結論づける誘惑は強いとのことだ。


赤く燃える歯車UFO

 ナポリ湾西部のイスキア島では、2022年7月19日午後9時30分、ベルギー人観光客が、海が一望できるホテルのテラスから、非常に速く、赤く燃える球形の歯車のようなUFOを目撃、撮影した。それは周辺の島々の上を飛び、ナポリまで到達して、引き返していった。目撃者はその「光」は球状で、くるくる回っていたとしている。物体が近づいてきたときには、シルバーグレーに見えたともいう。


 その物体は旅客機より小さく、少なくとも20mはあったと推測される。高度は旅客機より低く、おそらく4〜5000メートルで、音やノイズは聞こえなかった。撃時間は10分程度であった。


 CUFOMは、この物体はその形状からして本当に珍しい特異なUFOだとコメントしている。



光学迷彩UFO

 シチリア州カターニア県アーチ・カステッロで、海水浴をしていた目撃者の上空に白い飛行物体が突如現れた。最初は飛行機やドローンかと思ったそうだが、その物体は空中で静止し、いつの間にか消えてしまった。


 CUFOMによると同じ場所で今年3月にもUFOが撮影されており、この場所はかねてからUFOホットスポットとして知られているという。


 目撃者によると、この物体は長さ約4メートルほど。この地域は航空機が通過するが、それでは大きさが合わない。CUFOMはさらに大型の鳥やドローン、国際宇宙ステーション(ISS)の可能性を考慮したが、どれも適合しなかった。


 さらに驚いたことに、特殊なフィルターで強い輝度を除去して形状を推定すると、なんと円盤状の形が現れたのだ。光学迷彩で偽装する本物のUFOの可能性が残っているとCUFOMは指摘する。


高速稲妻UFO

 2022年5月30日カンパニア州カゼルタ県サン・プリスコに住む夫婦は、家のベランダから、稲妻のような速さの光を目撃。夫婦の息子がすぐにスマートフォンを手に取り、それを撮影した。


 その物体は、まるで気が狂ったかのように、目まぐるしい動きをしていた。東から西へ、そして最後は北へ、まるで溶けるようにジグザグに移動し、何を見たのかに気づく暇もなかったそうだ。その物体は肉眼では細長く見え、また色もターコイズだったそうだが、映像では緑色に見える。


 CUFOMのドローン専門家によると、非常に高速ではあるが、ドローンでも可能な速度であるとのこと。ただし、物体の灯りが消えるということは、飛行を中止させることであり、ドローンなら地面に墜落してしまうため、ドローン仮説には疑問が残るという。現在のところ他の有力な仮説もないのため、UFOであるとのことだ。


チクタクUFO

 カンパニア州サレルノ県モンテコリーチェでは、2022年8月1日19時57分、写真好きの観光客が、高度100メートル付近で、海岸の外周に沿って飛ぶようなやや大きな灰白色の横長の卵型の飛行物体を目撃し、撮影した。この飛行物体は米海軍が遭遇した「チクタクUFO」によく似ている。


 果たして、これらの未確認飛行物体は宇宙人の乗り物なのだろうか? 今後の調査に期待したい。




参考:「C.UFO.M」、ほか

tocana

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