桜餅どっち派?関東の「長命寺」と関西の「道明寺」の東西二分説を都道府県別に調査【日本あんこ協会】

2021年10月15日(金)19時30分 マイナビ子育て

日本あんこ協会(にしいあんこ会長)は3月5日(火)、全国に在籍する同協会員向けに実施した「桜餅は関東風か関西風か」に関する調査結果を発表しました。

【全国桜餅一斉調査とは】

世の中には2種類の桜餅が存在します。ひとつは東京都墨田区が発祥の「長命寺」と呼ばれる桜餅です。小麦粉でつくったクレープ状の生地でこしあんを巻いたものであり、関東風桜餅として知られています。

もうひとつは、大阪が発祥とされる「道明寺」という桜餅。こちらは道明寺粉を使ったおはぎのような食感の生地で、こしあん、またはつぶあんのいずれかを包んだものであり、関西風桜餅と呼ばれています。

どちらも歴史は古く、長きにわたり我が国で愛されてきた結果、今や桜餅は日本全国で食べられていることがわかっています。一方で、地域によって長命寺が主流であったり、道明寺しか食べない地域があったりするのが実情です。

全国桜餅一斉調査とは、日本各地に在籍する日本あんこ協会員に任意あんケートを実施し、居住地の桜餅はどちらが主流であるかを把握する調査となっています。

【調査結果】

(1)全国における長命寺と道明寺の割合居住地で主流と思う桜餅について、約7割の人が道明寺と答え、約3割の人が長命寺と答えました。

(2)都道府県別の回答割合の詳細各都道府県において、長命寺が主流と回答した人と道明寺が主流と回答した人の割合は、以下のグラフの通りとなりました。

(3)桜餅日本地図を作成都道府県別回答割合詳細のグラフをもとに、桜餅日本地図を作成しわかりやすくまとめました。同地図からわかるように、桜餅の東西二分説は否定することができると言えます。

【会長にしいあんこさんについて】

2018年10月に日本あんこ協会を設立、会長に就任。農林水産省「ありが糖運動」アンバサダー。主なメディア取材・出演に、日経新聞、日経MJ『食のフロンティア』、TBSテレビ『Nスタ』『マツコの知らない世界』、フジテレビ『ノンストップ!』、日本テレビ『ZIP!』『news every.』、テレビ朝日『スーパーJチャンネル』、NHK関西『ほっと関西サタデー』、関西テレビ『報道ランナー』、テレビ東京『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』、NHK FM『トーキングウィズ松尾堂』、J−WAVE『STEP ONE』など。また、小田急百貨店新宿店「餡恋」、JRエキュート大宮・立川「あんこに恋して、お茶に癒されて」、阪急うめだ本店「時をかけるあん」、日本橋三越「あんこ博覧会」、ららぽーと「I LOVE あんこ」、大阪メトロ「あんこ巡り」、倉敷市「備中あんたび」、津和野町「津和野あんこ旅」など催事やイベントへの監修協力多数。また、山梨県産業技術センター、(一社)甘味食品試験センターなど、あんこ普及振興に関する講演活動も行う。

【調査概要】

・調査名称:第一回全国桜餅一斉調査・調査期間:2024年2月19日〜2月29日・調査方法:全国の日本あんこ協会員向けにメールフォームによる任意回答で実施・有効回答数:624名

日本あんこ協会https://anko.love/

(マイナビ子育て編集部)

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