【大学受験2024】私大医学部の学費、6年間で最大2,700万円差…最高額は?

2023年10月19日(木)19時15分 リセマム

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駿台がまとめた2023年度私立大学医学部医学科の学納金情報(2023年8月25日集計)によると、全国の私立大学医学部医学科31校のうち、6年間の学費総額がもっとも高いのは川崎医科大学4,550万円、もっとも安いのは国際医療福祉大学1,850万円だった。

 2023年度入学生医学部医学科学費一覧は、駿台が2023年8月25日に集計したもの。入学金や授業料、施設設備費などから6年間の総額を算出している。大学によっては、諸会費や寄付金などが別途必要な場合もある。

 私立大学の医学部医学科入試では、偏差値とともに学費の高さが壁となるケースも多い。6年間の学費総額をみると、もっとも高いのは川崎医科大学4,550万円、もっとも安いのは国際医療福祉大学1,850万円と、最大で2,700万円もの開きがあることがわかる。

私立大学医学部の学費:6年間総額

6年間の学費総額を安い順にみていくと、次のようになる。

学費の安い私大医学部医学科 10大学
1 国際医療福祉大学 1,850万円
2 順天堂大学 2,080万円
3 関西医科大学 2,100万円
4 慶應義塾大学 2,186万円
5 日本医科大学 2,200万円
6 東京慈恵会医科大学 2,250万円
7 自治医科大学 2,260万円
8 東邦大学 2,580万円
9 昭和大学 2,700万円
10 大阪医科薬科大学 2,841万円 

一方、高い順にみていくと、以下のとおりとなる。

学費の高い私大医学部医学科 10大学
1 川崎医科大学 4,550万円
2 東京女子医科大学 4,534万円
3 金沢医科大学 3,950万円
4 北里大学 3,890万円
5 帝京大学 3,880万円
6 福岡大学 3,760万円
7 埼玉医科大学 3,700万円
7 杏林大学 3,700万円
7 兵庫医科大学 3,700万円
10 獨協医科大学 3,660万円


 ランキングには含んでいないが、北九州市にある産業医科大学は、入学者全員に修学資金貸与制度を適用。適用後の実質負担額は6年間で1,129万6,800円となる。また、自治医科大学についても、入学者全員に修学資金貸与制度が適用され、ランキングの総額よりも実質負担は安くなる。

 そのほか、地域枠や成績などにより学費を減免するなど、各大学独自の支援制度を設けている大学もある。奨学金などを利用して学費負担を抑える手段もあるため、学費情報とあわせて志望校選びの参考にしてほしい。

 2024年度入学生から学費が改定される場合もあるため、本記事はあくまで参考とし、2024年度学費の詳細や最新情報については必ず各大学発行の募集要項などで確認すること。

リセマム

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