ラーメン年間600杯ライターが推薦する健康法&遠くても行きたいラーメン店BEST3

2022年10月21日(金)11時1分 ココカラネクスト

(c)井手隊長

 国民食でありながら、「不健康」「太る」など負のイメージが付きまとう「ラーメン」。最近ではコロナ禍もあって、さまざまな種類の冷凍ラーメンやお取り寄せラーメンが楽しめるようになり、毎日食べても飽きないほどの充実度だ。そんなおいしいラーメンを思う存分味わいたいという人必見!年間600杯のラーメンを食べながらも体型を維持するラーメンライターの井手隊長に、おいしく健康的なラーメンライフの秘訣について話を聞いた。

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——数年前に井手隊長にお話を聞いた際は年間200杯のラーメンを食べているとおっしゃっていました。コロナ禍で変化はありましたか?
「コロナ禍でインスタント麺やチルド麺、冷凍麺の執筆依頼が増えて、今は年間600食のラーメンを食べていますね。最近の冷凍麺とかの進化はすごくて、クオリティが高い!」

——おぅ…それは1日1ラーメンでは済まなくなっていますね…。
「健康面には以前よりもさらに気を使うようになりました。これは昔からですけど、ラーメンはいつ何を食べたかを全部記録しています。レコーディングダイエットじゃないけど、何が足りていないとかがわかるので、野菜とかを意識して取り入れるようにしていますね。だから、ラーメン以外のものを食べる時に何を食べるかということはすごく大事にしています」

——以前、ラーメンはなるべく昼に食べるとおっしゃっていましたが、最近はどのようなことを心掛けていますか?
「今でも基本的に昼に食べていますし、麺大盛り無料のところでも大盛りは頼まないとか。あと、スープは年間ベスト10に入るであろうところしか全部飲み干さないようにしています。これを残したら健康以上に後悔するな、というものでなければ全飲みはしません(笑)」

——「麺大盛り無料」のところはついつい頼んでしまいがちです…。普段の生活で心掛けている習慣とかはありますか?
「これは前から変わりませんが、『意味のないものは食べない』ようにしています。コロナ禍で減りましたが、飲み会の席でなんとなく軟骨の唐揚げをつまんだりとか、間食でお菓子を食べたりとか、そういうことはしないようにしています。よっぽど、これは評判になっているから食べてみようとか以外は、控えるようにしています。あと、水や炭酸水もよく飲むようにしています。外でお酒を飲む機会が減って家で飲むようになったので、風呂上りのビールの代わりに炭酸水を飲んだりなんてことも増えましたね」

——食べるもの以外、運動とかは何かされていますか?
「1日1万歩を目標に歩くようにしています。ラーメン店に行く時も一駅前の駅で降りて歩いたりしていますね。歩いている間に他のラーメン屋さんや中華料理店を見つけたりするのも楽しいですし、健康的で新しい発見もあるので、一駅歩くのはオススメです。あと最近の大発見としては、縄の付いてない縄跳び、エアー縄跳びですね! 2・3分で500回くらい跳べるので、短時間で飛んだ回数がハッキリと見えるのは嬉しい。ただジャンプするだけならやらないけど、これだとやる気になるんですよ。しかも家の中でできるので、思い立った時にできるのもいいですね。コロナ禍にちょうどいい」

——コロナ禍でラーメン界に変化はありましたか?
「コロナの影響で大都市圏が厳しくなって、郊外店が増えました。家賃にコストをかけるより、郊外の広い店舗で自家製麺をやったり、食材にコストかけてラーメンを作っているお店が増えてきて、そういうお店はしっかり話題になっているなという感覚があります。2021年のオープンだと、青梅市の「Ramen FeeL」とか府中市の「中華蕎麦 ひら井」とかは、駅から遠いけれど行列のできる人気店です。ラーメンを目的にちょっと遠出して、散歩しながらってのもいいですよね」

——「Ramen FeeL」の店主は、湯河原の名店「飯田商店」で修業された方ですよね。
「ラーメンって人を動かすエネルギーを持っている食べ物だと思うんですよ。湯河原近郊にも温泉ってあるけど、『飯田商店』を食べたいから湯河原に行って、温泉入って観光しようってなりますからね。『飯田商店』店主の飯田将太さんは、ラーメンを食べただけで終わらず、周囲の観光とかまで楽しんで満足して帰って欲しいという思いがあって、『FeeL』店主の渡邊大介さんもそのイズムを受け継いでいます」

「ラーメンって行ってみようってきっかけを与えてくれる食べ物。ご当地ラーメンとか、その土地で昔から愛されている味を楽しんだり、食事がおいしかったとかって旅行の醍醐味ですからね。ラーメンってだいたい千円以下で誰でも食べられるけど、感動は千円分じゃないっていうのが魅力だと思います。」

——ラーメンを目的にお出かけというのもいいですね。そんな井手隊長に伺います!関東近郊で、観光がてら遠くても行きたいお店BEST3を教えてください。

1.「手打 焔(ほむら)」(栃木県那須塩原市)

(c)井手隊長

「福島・白河の名店『火風鼎(かふうてい)』の息子さんが、白河から程近い栃木県の那須塩原市にオープンしたお店。白河ラーメンの伝統を守りながらブラッシュアップさせた、最高の一杯を提供するお店です。那須にご旅行の際にはぜひ訪れてみて!

2.「一品香 城東店」(栃木県小山市)

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小山のソウルフードとも言われる名店で、日本最強レベルの町中華。どでかくて柔らかいチャーシュー、手打ちの極太麺、そしてそれらを受け止めるスープ、全てがたまらんです!皮がモチっとカリっとしたバカでかい餃子は、ビールのあてに最高!

3.「らぁ麺 飯田商店」(神奈川県湯河原町)」

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さまざまなラーメン大賞やメディアでも引っ張りだこの言わずと知れた名店。地元・湯河原にこだわりながら、感動的な一杯を提供してくれる。人気を博したラーメンの味を刷新するなど、味はもちろん、進化し続ける姿勢も素晴らしいです!

——ありがとうございました!最後に、今後のラーメンライフの意気込みをどうぞ!
「ラーメンは悪ではないし、気持ちや行動の原動力となる食べ物なので、後ろめたく食べず、前向きに食べて欲しいというのが僕の願いです。いつまでもおいしいラーメンを食べていたいので、我慢するところは我慢したり、日々の積み重ねを大事にしていこうと思っています!」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

井手隊長(いでたいちょう)

ラーメンライター、ミュージシャン。本の要約サイト「flier」を運営する株式会社フライヤーの執行役員で、「ビジネス書グランプリ」の事務局長も務める。東洋経済オンライン、AERAdot.、Yahooニュース、ガジェット通信等で年間100本以上執筆するほか、SNS、ブログで全国各地のラーメン情報を発信している。

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