終電後もOK! 渋谷でプロの料理人が仕事終わりに通う「深夜食堂」3選
2019年10月26日(土)12時0分 食楽web
食楽web
忙しく仕事をして、気づくともう終電間際! お腹はペコペコだけど、今からじゃもう美味しいお店はやってないよな…なんてがっかりすること、ありせんか? でもせっかく食事をするなら、ちゃんと美味しい店に行きたい、と思うのが食いしん坊の常。
そうだ! それなら遅くまで働いている現役のプロの料理人に聞いてみればいいんじゃないか? ということで、実際にプロの料理人が仕事終わりに通う、「REAL深夜食堂」を教えてもらいました。今回は、渋谷編です。
『RISOTTO CURRY STANDARD』四ヶ所直哉シェフが通う!旬食材が楽しめるイタリアン『アウレリオ』
2日かけてソースを作る「タリアテッレ ボロネーゼ」1728円
リゾットカレーなどで人気の渋谷『RISOTTO CURRY STANDARD』の四ヶ所直哉シェフが足繁く通うお店が、神泉町の住宅街にひっそりと佇む『アウレリオ』。イタリア郷土料理と自然派ワインにこだわるバールです。
「モッツアレラ ブッラータと桃」2376円は、季節によってフルーツが変化
日本各地から厳選した旬の食材を使って調理した料理は、素材の味わいを大切にした日本ならではのイタリアンの趣。ワインは20種類ほどもグラスで用意し、料理に合わせてスタッフがおすすめを提案してくれますよ。
●SHOP INFO
店名:AURELIO(アウレリオ)
住:東京都渋谷区円山町16-1
TEL:03-6755-6037
営:17:00〜24:00LO
休:日曜(祝日の場合は翌日)
深夜でも賑わう松濤の食堂『ル・ブション・オガサワラ』
豚舌や耳など多くの部位を使う「蝦夷豚フロマージュ・ド・テート」980円
ジビエ界で話題の紹介制レストラン『ELEZO HOUSE』の佐々木章太シェフのイチオシは、フランス南東部・リヨンの郷土料理を中心に楽しませるビストロ『ル・ブション・オガサワラ』です。
季節の魚が楽しめる「ブイヤベース」1980円
豚の頭肉を使った「フロマージュ・ド・テート」などリヨンのソウルフードに、独自のエッセンスを加えたメニューはどれも絶品。
“本日のおすすめ”には、シェフの故郷である北海道から空輸する新鮮な魚介類を使った料理も並びます。
●SHOP INFO
店名:LE BOUCHON OGASAWARA(ル・ブション・オガサワラ)
住:東京都渋谷区円山町13-16 BNKビル 1F
TEL:03-6427-0327
営:18:00〜翌3:00、日曜日18:00〜22:00(21:00LO)
休:水曜+月1回臨時休業
極上のウイスキーで心落ち着く『バー アンティーク』
「とん平焼き」(1400円〜)
渋谷の鮨の名店『くろ崎』の黒崎一希さんが、仕事終わりに向かうのが、看板も目印もない、大人のための隠れ家のような『バー アンティーク』です。ゆったりとバルセロナチェアが配されたカウンターの向こうには、ウィスキーを中心にさまざまな酒の年代物のボトルがずらりと並びます。
店内には落ちついた空気が流れます
基本的には料理は出していませんが、裏メニューとして密かにファンが多い「とん平焼き」(1400円〜)。これと一緒に味わうのは、ガラスを愛するオーナーの貴重な個人コレクションでもある、バカラなどのアンティークグラスでいただくウイスキーやカクテル。
じっくりと仕事で疲れた心を、ゆるゆるとほぐしてくれるバーです。
●SHOP INFO
店名:Bar Antiquite(バー アンティーク)
住:東京都渋谷区猿楽町2-5 佐藤エステートビル3号館 4F
TEL:03-3780-2128
営:18:00〜翌4:00
休:不定休
(文◎千葉泰江・河西みのり 撮影◎加藤史人)
※当記事は『食楽』2019年夏号の記事を再構成したものです