「手のかかる子供の育児に疲弊していた娘。イヤイヤを叱りつつ歩いてたら、見知らぬおじさんがすれ違いざまに...」(60代女性)

2023年10月29日(日)11時0分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Nさん(都道府県不明・60代女性)

Nさんの孫は手のかかる子供だった。

よく泣き、身体が弱く、偏食。母親であるNさんの娘は、育児に疲れ果てていたという。

<Nさんの体験談>

現在、小学校1年生の孫娘が、保育園に通っていたころのことです。

孫は、私の娘にとって初めての子供で、手のかかる子でした。

保育園に行く途中、知らないオジサンに...

泣き出すと泣き止まず、夜泣きがずっと続きました。身体も弱くて救急車も入院も経験しました。それに、偏食も激しかった。

娘は仕事をしながら、ほぼワンオペで家事や保育園の送り迎えをしていて、とうとう心療内科にかかるまで疲れ果ててしまっていました。

その日も娘はイヤイヤを繰り返す孫をなだめたり怒ったりしながら保育園まで歩いていました。

すると、1人のおじさんがすれ違いざまに声をかけてきたのです。

「お母さん頑張れ」

その一言でこらえていた涙が一気に溢れ出したそうです。「この言葉にどんなに救われたか」と話していました。

娘を助けて下さったおじさん、あの時は本当にありがとうございました。

おかげで今では、二人の娘の逞しい母親をやっています。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度〜)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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