こんなのウマいに決まってる 南魚沼の道の駅で売ってた「具無しおにぎり」が超たまらん

2023年10月29日(日)8時0分 Jタウンネット

「新米」と聞いただけで、心が折れそうになる、意志薄弱なお米好きとは、記者のことだ。

ましてや、「魚沼産コシヒカリ」と記された、塩おにぎりとなれば、パブロフの犬のように条件反射的に、口の中に唾液があふれてくる。もう抵抗不可能である。

だから、この写真をX(ツイッター)上で見つけた時はもう、たまらなかった。

おにぎりが2個入っただけの、実にシンプルな商品だ。上のパックには「道の駅南魚沼産の魚沼産コシヒカリ塩おにぎり」、下は「令和5年度産食べくらべ しおざわ産こしひかり(左←) 魚沼産こしひかり(右→)具なしごま塩むすび」という商品名が記されている。

どうだろう、お腹がすいてきたのは記者だけではあるまい。この写真にはこんなコメントが添えられていた。

「道の駅の売店、何が求められてるか完璧に分かってらっしゃる!」

まさにそのとおり。鉄道模型を製造販売する「IORI工房」を運営する「IORI」(@3rd_coach_16)さんが2023年9月18日に投稿したポストには、5600件を超える「いいね」のほか、こんな声が寄せられている。

「めちゃくちゃうまそう!」
「ここの美味しいですよね〜w」
「塩沢と南魚沼! 美味いに決まってるけど味違ったりするもんなんでしょうかね?」
「道の駅の醍醐味ですよね」

Jタウンネット記者は、投稿者「IORI」さんと、おにぎりを販売する「道の駅 南魚沼」に詳しい話を聞いた。

1日1000パック、売れることも!

IORIさんによると、あのおいしそうなおにぎりたちは、9月18日の朝9時35分、「道の駅 南魚沼」で撮影したもの。東京から原付で新潟県上越市にある「くびき野レールパーク」を訪問した翌日の帰路に立ち寄ったのだという。

「『せっかく新潟に来たのだから何かそれらしいお土産はないかな?』と考えながら走っていたところ、道沿いの田んぼが収穫期を迎えてるのに気が付きまして『そうだ、お米をお土産にしよう』と思い、その手の地域の名産品を探すなら道の駅が確実だろう......あと何か美味しいものもあるだろう......と考えて『道の駅 南魚沼』に立ち寄りました。
おにぎり販売はその時たまたま見つけたもので特にねらったわけではなかったのですが、見つけた瞬間に 『あ、これだ!』と思い2パック購入、食べる前に撮影したのが例の写真になります」(「IORI」さん)

IORIさんは、産地別食べ比べセットを食べた感想を、「味の差は言われてみればちょっと違うような? という感じでしたが、あまみがあって全部美味しかったです」と語った。

Jタウンネット記者の取材に応じた「道の駅 南魚沼」山口勇太マネージャーによると、おにぎりは通年販売しているが、「新米」に限っていえば、9月下旬から12月末まで。種類は具なし、具ありと、さまざまで、20種類ほど。多いときは、1日1000パックくらい販売されることもあるという。

具なしの塩おにぎりは、魚沼産のお米本来の味が楽しめると人気。具ありの方も、おかか、サケ、昆布、梅干し、明太子、ねぎ味噌など、バラエティ豊富だ。「ぽっぽろ漬け」という地元ならではの野菜の漬物や、「ばくだんおにぎり」という複数の具材が入ったものも、評判が良いという。秋が深まると、栗おこわや舞茸も登場し、選択肢が増えるそうだ。

「今年の猛暑の影響で、コシヒカリの収穫量はやや減ったそうですが、味の方は格別良いと聞いています」と、山口マネージャー。関越自動車道塩沢石打インターから車で5分ほど、一度のぞいてみてはどうだろう。

Jタウンネット

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