ブラジル版「UFO墜落事件」の映像が公開へ? 記録用映像と写真が存在する可能性

2022年11月2日(水)11時30分 tocana


 1996年、ブラジルにてUFO史に残る事件「ヴァルジーニャ事件」が起こった。


「ブラジル版ロズウェル事件」とも呼ばれるこの事件は、1996年1月に空から奇妙な葉巻型の物体が降ってくるのを多くの人々が目撃したことから始まった。


「それはまるで洗濯機が高度を保とうともがいているように見えた」と、目撃者のカルロス・デ・ソウザ氏は直後に撮影されたインタビューの中で語っている。「謎の物体の側面は完全に破れ、白い煙が出ていました。火事の時に上がるような黒い煙ではありませんでした。まるで飛行機にトラブルが起こって墜落しそうに思えたので、追いかけてみることにしたんです」


 墜落現場とおぼしき地点には大量の瓦礫が散乱しており、周囲には卵の腐ったような強烈な臭いが漂っていた。さらに探索すると、落ちてきたものが間違いなく飛行機などではないことに気がついたという。


「瓦礫はアルミニウムのように見えました。その一枚取ってみましたが、とても軽かった上に手を放すと、元の形に戻ったんです」


 そうこうしているうちに軍のトラックが何台かやってきて、墜落現場の一帯は封鎖。武装した兵士が周辺を捜索し、通りをパトロールし、目撃者を脅すというロズウェル事件のような隠蔽工作としか言いようがない措置が取られたのである。


 軍はいったい何を隠したかったのか。彼らが隠蔽したかったのは、現場に異様な姿の宇宙人らしきヒューマノイド(?)だったというのだ。


 その宇宙人は身長約180センチ、脂ぎった肌に大きな頭、赤い目という恐ろしい姿をしていたという。


 目撃者の一人は「その生物は非常に恐ろしい姿をしていましたが、その生物の目を見ると向こうもこちらを見て怯えていたことがわかりました。しかし私たちが見たものは明らかに人間ではありませんでした」と語る。


 この生物は彼らが目撃してから約3時間後に2人の憲兵によって再び目撃され、更に1人が実際に宇宙人を捕らえることに成功。地元の病院へ運ばれたとのこと。だが、この宇宙人がその後どうなったのかは明らかにされていない。


 色々衝撃的な話の多いヴァルジーニャ事件だが、実は当局が複数枚の写真と35秒の動画を記録用に撮影していたとされている。ヴァルジーニャ事件に関するドキュメンタリー映画『Moment of Contact』を制作した映画監督のジェームズ・フォックス氏はこの映像が実際に存在している可能性が高いと述べ、近い将来に公開される可能性もあると指摘している。


「私は個人的に3人の目撃者に話を聞いたが、彼らは証拠(ビデオとスチール写真の両方)を見たと主張している」と彼はインタビューの中で答えている。確かに近年、アメリカやイギリスでUFO関連の機密情報が続々と公開されているが、ブラジルでもこの動きは変わらないのだろうか。


 前述のフォックス氏は「もうすぐ詳細が発表されるでしょう……とても近いうちに」と述べている。



参考:「Unexplained Mysteries」、ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



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