北海道民が教える「ホタテ」の絶対ウマい食べ方3選。ふるさと納税でも大人気!

2023年11月4日(土)10時49分 食楽web


食楽web

●肉厚ジューシーな北海道産ホタテ。生食、ソテー、フライをおいしく味わう調理のコツを道民が教えます。

 中国による水産物の輸入停止により、最近は特にホタテの消費を促すキャンペーンをよく目にしますね。北海道産の水産物の中でも、ホタテの輸出量は他の水産物に比べてダントツに多く、中国では2022年、ホタテだけで467億円もの取引がありました。この由々しき事態に、農林水産省では「1人当たり年5粒食べて!」と異例の呼びかけをするほど。


我が家では紋別市のふるさと納税を利用してゲット

 ホタテは高級食材というイメージがありますし、都心のスーパーマーケットで生食可能な大ぶりで新鮮なホタテはなかなかお目にかかれません。

「ふるさと納税」や「北海道ぎょれん」などからホタテを直接仕入れる方法が手っ取り早く、冷凍ではありますが生食用ホタテは本当に質が良いです。

 剥き身が1kg単位で売られていることがほとんど。冷凍なので日持ちし、様々な料理に使えます。そこで、北海道出身の著者が美味しいホタテの食べ方をご紹介。この機会にぜひ道産のホタテの美味しさを体験してください!

ホタテの美味しい食べ方3選。まずは生食で味わおう!


[食楽web]

 まずは解凍の方法から。せっかく良いホタテを仕入れても、解凍の方法を間違えると水っぽくなったり、臭いが出たりしてしまいます。

 冷凍ホタテを解凍するときはまず、流水で身を洗い、水気を切ってからクッキングペーパーに並べて冷蔵庫でゆっくりと解凍します。冷凍ホタテには表面に薄く氷をまとわせている場合が多く、この氷を取り除くことがポイントです。


ちゃんと解凍すれば、うるうる&プリプリのホタテを味わえます

 クッキングペーパーを敷いておくと余計な水分を吸ってくれるので、むき身のプリッとした食感が損なわれず、旨味と甘味も保ったままで味わえます。

ソテーにする時は、中をミディアムレアに仕上げる

 生食を思いっきり楽しんだあとは、バターソテーもおすすめ。火を入れる時に気をつけたいのは、加熱しすぎないこと。せっかく大ぶりで、プリプリのホタテなので、ぜひミディアムレアに仕上げましょう。調理中の火力は弱火で。ソテーも揚げ物もじんわり火を入れ、焼き目をつけましょう。

 ホタテは炊き込んでも良いのですが、個人的にはホタテの身が縮んでしまうことが許せないので、コーンとホタテをソテーにしたら混ぜ込むスタイルをおすすめします。あらかじめ、炊き立てのご飯に有塩バター20グラムを混ぜ合わせておき、ホタテの身はほぐしすぎずに混ぜ合わせましょう。お好みで、昆布醤油を垂らして完成です。

フライも最高!

 大量にあるなら、ホタテフライも臆せずトライできます。生食用のホタテで作るフライは絶品ですよ。小麦粉、卵、パン粉の順に衣付けしたら、中火で表面をカリッときつね色に揚がったら完成です。

 実は、パンとの相性もバツグン。地元のハンバーガー店『ラッキーピエロ』では、「土方歳三」の名を冠したホタテフライバーガーを販売しています。フライしたホタテにソース、マヨネーズ、ケチャップでととのえて、バンズで挟んで食べてみてください。

調査結果

 この記事で紹介したレシピは、必ず“生食用”のホタテで作ってください。北海道産のホタテは、めちゃくちゃおいしいのでぜひ味わってみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

食楽web

「ホタテ」をもっと詳しく

「ホタテ」のニュース

「ホタテ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ