【大学受験】英語民間試験の延期発表受けて…英検が各種試験見直し
2019年11月5日(火)11時15分 リセマム
文部科学省は11月1日付で、2020年度の大学入試における英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送ることを発表した。経済的な状況や居住している地域にかかわらず、等しく安心して受けられるようにするためには、さらなる時間が必要との考えから決定。2024年度に実施する試験から導入することとし、今後1年を目途に検討、結論を出すという。
英検協会は今回の決定を受けて、英検協会が実施運営する「英検2020 1 day S-CBT」「英検2020 2 days S-Interview」「英検CBT」「TEAP」「TEAP CBT」「IELTS」の各種試験において、すでに発表している会場等の2020年度の実施概要(2019年度例外措置含む)ならびに今後の対応について一旦見直し、再度案内するとした。
英検協会では、まず文部科学省から延期の経緯と今後の方針などを聞き、詳細を協議しながら改めて諸々を決定する考えを示した。決定次第、速やかにWebサイトにて公表するという。