日本マクドナルド、不要な玩具をトレイに再生
2018年11月16日(金)12時45分 リセマム
「ハッピーりぼーん」プロジェクトは、子どもたちが遊び終えたハッピーセットのおもちゃを全国の店舗で回収し、リサイクルするプログラム。プラスチック再生を推進する取組みとして環境省の協力を得て、2018年に初めて実施した。
2018年2月23日から5月6日の間に回収したおもちゃの数は、目標の100万個を大幅に上回る約127万個を達成した。回収したおもちゃは、リサイクルについて親子で話すきっかけとなるよう、店舗用トレイにリサイクル。合計約10万枚の店舗用トレイに順次再生し、11月15日より全国のマクドナルド店舗に導入開始した。
リサイクルトレイは、通常の黒色のトレイと一目で見分けがつくよう、緑のカラーを採用。「ぼくはハッピーセットのオモチャから、うまれたよ!」のメッセージが刻まれている。
「ハッピーりぼーん」プロジェクトを通じて、「楽しく遊んでいたおもちゃだからこそ心が痛む。リサイクルをしてまた何かの役に立つのなら処分してもいいと子供も納得してくれた」(小2女児の保護者)といった、「おもちゃを捨てる」のではなく、「また役に立つためにお別れする」ことに子どもも納得したという声が多数寄せられた。また、「処分に困っていたおもちゃたちを、後ろめたさなく処分するどころか、むしろリサイクルに貢献でき、さらには子供にもリサイクルに興味をもってもらえた」(小2男児の保護者)など、リサイクルについて話す良い機会が持てたという声も多数寄せられた。