クレイグ・ハミルトン・パーカーの2023年予言! 3つの最悪の出来事が世界を襲う?

2022年11月19日(土)14時0分 tocana

——予言研究家・白神じゅりこが寄稿!


 世界的に有名なサイキックのクレイグ・ハミルトン・パーカー。彼は、これまでにトランプ大統領の就任、イギリスのEU離脱、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱など、数々の歴史的事件について予言を的中させてきた実績を誇る。驚くべきことに、彼は直近においても新型コロナウイルスの出現を予言していた。


 そんな世紀の予言者パーカーによる「2023年の予言」が、11月2日に彼のYouTubeチャンネルに公開され話題となっている。



 パーカーが発表した2023年の予言の中で、重要と思われる部分を抜粋する。


■2023年最悪の出来事1
深刻な食糧不足

 パーカーは、2023年の最も深刻な問題は食糧不足であると予言した。多くの作物が不作になり、魚も不漁となるというのだ。現在、イギリスでは鳥インフルエンザが発生しているが、2023年は牛に関連した病気が蔓延し、食料問題に拍車がかかるという。2023年は発展途上国で飢饉が発生し、同時に他の国でも食糧不足に苦しむこととなるとも語った。


  実は、2023年の食糧危機は、これまでになく深刻になると専門家も警鐘を鳴らしている。


 新型コロナウイルスのパンデミックによる経済停滞、ロシアとウクライナの戦争による混乱により、ありとあらゆるものの価格が高騰している。特にウクライナは小麦やトウモロコシなど世界有数の穀物輸出国だが、戦争による農業活動の妨害で輸出量が激減。主食である小麦の価格高騰は世界的な生活基盤に不安定化をもたらし、また、家畜飼料となる穀物の価格高騰で畜産も大打撃を受けている。世界各国の農家は、価格が高騰した肥料の使用量を減らしたため、収穫量が減少してしまうといった問題も抱えている。


 世界食糧計画(WFP)によると、ロシアとウクライナに食料輸入を大きく依存していた48カ国で、食糧不足による深刻な生命危機に陥っている人が過去最高の3億4,500万人に達し、毎晩空腹で床に就く人の数は世界で8億2800万人を超えたという。



 現状が改善されるようなことがなければ、2023年はさらに深刻な食糧危機が待っているだろう。


 パーカーは対策として、「ある日突然、店から食料品がなくなるので、家族、友人、隣人のために今から食料を蓄えておくのは賢明である」と話している。



■2023年最悪の出来事2
金融リセット

 パーカーは、2023年は経済的には非常に厳しい年になり、世界の不況はさらにひどくなると予言した。


 11月14日付の「Asia Times」の記事によると、現在世界中の中央銀行がゴールドをかき集めているという。なぜゴールドへの関心が高まったのかといえば、新型コロナウイルスの影響で世界が300兆ドルを超える債務の海に溺れてしまったからだ。ルーク・グロメンやブレント・ジョンソンといった経済学者らは、「このような世界の債務が危機的な水準に達しているならば、世界金融システムの崩壊がまもなく起こる」と予測しているという……。


 パーカーは、「2023年は世界的な経済の悪化から、失業率の上昇、住居の差し押さえといった問題が、ある種の市民不安を引き起こす」と予言。その影響で「多くのストライキが起こり、とくに西側諸国全体の経済が停滞する。街頭デモが見られるようになり、大規模な抗議行動や略奪などが起こる」と語った。まさに乱世が到来するという。


 なので、2023年はハイパーインフレから国家による預金封鎖、さらには財産没収というような身の毛もよだつようなことが起こるのではないかと想像せずにはいられないのだ。


■2023年最悪の出来事3
核兵器の使用

 パーカーは、「12月に大厄災が起こるような予感がする。今は2023年のことを視ているから来年12月だと思うのだが、どうも今年の12月のような気がする……」と語った。パーカーによると、それは雲のように見えるともいい、「ロシアは凄まじい核兵器を使用するのではないか?」と予言した。


 ロシアの核兵器といえば、高さ約500mもある放射性津波を起こすとされる核魚雷「ポセイドン」が有名だ。それ以外にも、最新型のICBM(大陸間弾道弾)「RS-28」、別名「サルマト(Sarmat)」も脅威だ。合計で200トンの核爆弾が搭載可能で、地球上のすべてを標的にすることができ、核弾頭の“雨”を降らせ、ミサイル防衛システム(MD)を無効化することができるといわれている。また、それ以外にもロシアは我々の知らない秘密兵器を開発しているかもしれない。


 パーカーは、「プーチンは最終的に力を失う。なぜなら、プーチンが精神的に病んでいると感じているからだ」と語った。そして、「2023年はプーチンの死が見える」と予言している。


 パーカーによれば、「ウクライナ戦争がプーチンの死によって終わりをもたらすかもしれないと思うだろうが、もっと続きがあるように感じる」という。なぜなら、パーカーは2023年もある種の黒い影のようなものを感じたからだという。なので、2023年もロシアとウクライナの戦乱はズルズルと続き、世界に混乱をもたらすのかもしれない。



■2023年は最も最悪な年だが……

 これ以外にも、パーカーは「台湾と中国が戦争になり、中国との貿易が禁止される」「イスラエルがイランの核施設を攻撃する」「巨大な太陽フレア」が起こるとも予言した。


 パーカーの予言だと、来年2023年は、戦争、食糧不足、経済危機など、ろくでもないことばかり起こりそうな1年になりそうだ。


 しかし、パーカーは「2024年以降、特に2025年にかけては世界の問題は非常に緩和されている」という。そして、「2025年には新しい世界評議会のようなものができ、それは東洋を基盤としている。それが世界に平和な時代をもたらすための力になる」と予言している。


 パーカーは、「今は世界が試されている時です。2025年は私たちにとって最も良い時代の始まりになるかもしれません。私は以前も言いましたが、必ず黄金時代がやってくると思っています」と語っている。


 2023年は夜明け前の一番暗い年になるということだろうか?


 パーカーは、今後も2023年に関する予言を発表すると話しているので、続きがあればまた紹介したいと思う。

tocana

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