薬漬けのネズミが大麻を狙っている? 警察の押収品が危機に=印

2022年11月29日(火)11時30分 tocana


 インドの警察にて、ネズミが警察の所有していた証拠品を食べてしまうという事件が発生した。しかし、その証拠品がなんと押収された大麻であったことから「ネズミが大麻の味を覚えてしまったのではないか」と話題になっているという。


 地元メディアの報道によると、この事件はウッタル・プラデーシュ州各地の警察署で発生したもの。警察が約200kgの大麻を押収したものの、数カ月の間で警察署の証拠品保管室に侵入したネズミに食いあらされてしまい、今後の法廷で行われる大麻や違法薬物関連の起訴を危うくしているというのだ。


 これらの大麻は少なくとも3つの別々の事件で押収されたもので、裁判にて警察側は押収した薬物を証拠として提出するよう求められたものの、事件によっては押収した薬物の一部または全てがネズミによって失われてしまったため、提出することができなかったという。


 現在、州内の警察の証拠品保管室には最大700kgの麻薬が眠っており、報道によれば、「そのすべてがネズミの侵入の危険にさらされている」のだそう。大麻や麻薬が集中的に狙われているため、ネズミたちが薬物中毒になってしまった可能性も考えられているという。


「ネズミは小さな動物で、警察を恐れない。彼らから薬を守るのは難しい」と、ある裁判所関係者は声明で述べている。警察がネズミたちの薬物問題に立ち向かえるかどうかは、まだわかっていない。


参考:「Unexplained Mysteries」、ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



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