子どもだけの留守番、小学校中学年以上で6割
2020年12月16日(水)15時45分 リセマム
子どもの安全対策に関する調査は、乳幼児〜小学生までの子どもをもつ20代〜60代の男女147名を対象に実施した。調査実施日は2020年10月1日〜10月31日。
子どもに1人で留守番をさせている頻度について質問をしたところ、乳幼児では1人で留守番をさせる機会が「まったくない〜ほとんどない」が90%を占める。小学校中学年以上では「常にある(週に5〜7回)」〜「少しある(週1回程度)」が約6割(中学年:59%、高学年:65%)にのぼる。
子どもの留守番に際し、親子で約束していることについて聞いたところ、「誰かがたずねてきてもドアは開けない」が78%ともっとも多く、「玄関や窓の鍵を施錠したままにする」68%、「インターホンに応答しない」67%など、多くの家庭で来訪者があった際の対応について複数の約束をしていることがわかった。また、事故防止の観点で「火を使わない」69%、「ベランダに出ない」35%、電話対応で「あらかじめ決めた電話以外には出ない」33%などがあげられた。
子どもだけで外出させる際に気を付けていることについて聞いたところ、「誰と・どこへ・何をしに・何時に帰るのかを確認している」が52%ともっとも多く、「スマートフォンや携帯電話、GPS端末を持たせている」44%、「防犯ブザーを持たせている」37%、「門限を決めている」33%などが続いた。