あなたの知らない缶詰ワールド! 缶詰博士が魅力を紹介します
2017年12月17日(日)6時0分 Jタウンネット
[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年12月5日放送の「特報THEスライドショー」では、缶詰について取り上げました。
この日は、缶詰博士の黒川勇人さんが魅力や歴史などを紹介しました。
缶詰は、1871年(明治4年)に長崎県で、日本で初めて製造されました。この時は、いわしの油漬け(今でいうオイルサーディン)の試作が行われていました。
そんな缶詰ですが、今は魚の水煮ブームで、多くの缶詰が出ています。水煮というと水で煮たと思われていますが、実は塩水と魚を缶詰に入れて密封し、加熱したもの。そのため、骨まで軟らかくなっていて食べやすいのです。
九州には隠れた名品あり
九州には面白い缶詰がいくつかあります。その中からいくつか紹介されました。
1つめは、「がめ煮(一番食品)」(864円)。全国では筑前煮と呼ばれています。食材によってゆで時間を変えているため、自宅で煮たような食感になっています。
2つめは「熊本アヒージョ このしろ(漱石)」(648円)。このしろという魚を使った缶詰は史上初で、とても珍しいものです。豪華列車「ななつ星 in 九州」でも提供されている程の味わいになっています。
3つめが「たくあんシリーズ(宮崎・道本食品)」(330円)。このお店は漬物の老舗で、独自開発で缶詰を作りました。
缶詰ですが、パリパリとした食感も残っていて、大根の風味もしっかりとしています。
たくあんの缶詰って必要なのかなと思いましたが、九州も地震や災害が増えています。そういった常備食品としてもいいのかなと思いました。様々な缶詰がたくさんあるようなので、保存食としてもいくつか用意しておこうかなと思いました。(ライター:ぴよこ)