「日本の中心」で記念撮影できる、岐阜・関市の人口重心ベンチがかわいい!

2017年12月21日(木)11時0分 Jタウンネット

「人口重心」とは、全ての人の体重を同じと仮定して、バランスを崩さず日本を支えられるポイントのこと。人口分布の中心を示す場所だ。


2017年8月、総務省統計局から、平成27年国勢調査による日本の人口重心が発表された。それによると日本の人口重心は、岐阜県関市中之保(東経137度02分15.84秒、北緯35度34分51.44秒)とのこと。関市立武儀東小学校から東南東へ約2.5キロの位置だ。


関市が日本の人口重心なのだ。


「人口重心」は岐阜県内を移動中


その関市は日本の「人口重心」に近い「道の駅平成」に、「やじろべえ・はもみん」ベンチを設置した。日本の中心で記念撮影してもらおうという狙いである。


実は、この「人口重心」は年々移動している。1965年の調査では、旧美山町(現・山県市)にあったが、2000年の調査で旧美並村(現・郡上市)から旧武儀町(現・関市)に移り、合併を経て関市内を移動しているという。


首都圏への人口の転入超過、一極集中が続いてきたことが、その主な原因である。少しずつ東南東方向へ、つまり東京側に向かって移動を続けているのだ。


なおベンチには、関市イメージキャラクター「関*はもみん」がデザインされている。関市の伝統産業である刃物の「はも」と、キャラクターの愛らしさ、可愛らしさなどから「はもみん」と名付けられた(そう言われてよく見ると、耳が刃物になっている......)。


「はもみん」と一緒に「人口重心」記念撮影はいかがだろう。


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