江原啓之「愛の反対は無関心」「一番イヤなことは、たぶん無視」高齢の母親への対応に悩む相談者に届けた言葉

2023年12月22日(金)6時0分 TOKYO FM+

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月17日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた、さまざまな相談メッセージを紹介。江原がアドバイスをお届けしました。

江原啓之


<リスナーからの相談>
私の母は、結婚、事業、再婚……と選択してきたことが上手くいかず、「私は後悔の連続やわ」と、しょっちゅう言っています。今、84歳で腰を圧迫骨折し、元気のない母にかけてあげる言葉が見つかりません。何か良い言葉があれば教えていただけると嬉しいです。
<江原からの回答>
江原:最近、私も少し分ってきたことがあるんです。年を取ると、「年寄り節(ぶし)」と言うのかな? そういう愚痴が趣味になるんですよね。だから実は「後悔の連続」だなんて、思ってもいないかもしれないんですよ。それに近いことを、私も最近言うようになりましたよ。
「もうこの年になったら、だんだん新しいこともできなくなるしね」とか「若いうちにやっておきな」とかね。それを「ボヤく」っていうのかな? 周りは迷惑かもしれないですけど、ちょっとボヤく快感はありますね。
奥迫:「ちょっと甘えたいかな?」っていうことですかね?
江原:それもあるのかな? あと、意味のない言葉もあるじゃないですか。最近、長く座ってから立ち上がると、すぐに身体が伸びないんですね。「あいたたたた……」と言って、起き上がって動き出すんです。でも、ちょっとネガティブな言葉ですよね。
これを若い人がまともに聞いたら、誰かに「腰の痛みを和らげる方法は……」と聞いたり調べたりしてくれるかもしれませんが、それを聞いたら聞いたで落ち込むんです(笑)。「そこまでのつもりではないんだけどな……」みたいな。
奥迫:真剣に捉えられてしまうんですね(笑)。
江原:年を取ると、ちょっと複雑ですよ。乙女と年寄りは一緒ですね。「なんか最近さ、髪の毛も薄くなっちゃって、年取ったよねー」って言って、「そうですね」って言われると、すごく落ち込むんですよね(笑)。「何を言っているんですか! 全然! 肌もツヤツヤで若いじゃないですか!?」って言われると、「そうでもないんだけどさぁ〜」と思ったり(笑)。だから、あまりお母さんの言葉を真に受けないで、「乙女だな」って思っておいたほうがいいですよ。
そこで声をかければ良いだけなんですよ。「後悔の連続やわ」って言われたら、「苦労が多かったね。でも、それを乗り越えたお母さん立派だわ!」と言ってみると、「そうでもないけど〜」って反応が返ってくるかもしれません。
一番嫌なのはたぶん、無視だと思うんですよ。愛の反対は無関心です。だから、そういうことを、気を付けられたら良いのではないかと思います。

江原啓之、奥迫協子


●江原啓之 今夜の格言
「すべての答えは自分の中にあるのです」
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12月17日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年12月25日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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