「男性はどんなに仕事が出来なくても管理職にはなる。女性は30過ぎで昇給が頭打ち」と商社勤務の40代女性

2021年12月23日（木）18時45分　キャリコネニュース

画像はイメージ

男女平等が実現されている職場はどのくらいあるのだろうか。キャリコネニュースが実施するアンケートに、ある40代女性から「『女だから』自分の性別がマイナスになっていると感じたこと」が寄せられた。（文：谷城ヤエ）

キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから　https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M

「寿退社時代のままの給与体制。薄給で働く女子の能力で会社がもっているようなもの」

大阪府の40代女性（事務・管理／正社員／年収500万円）は自身が勤める会社の内情を明かした。

「古い体質の商社で、男尊女卑が激しい。今も一般職という職種を残し、30過ぎで昇給は頭打ち。寿退社が当たり前だった時代のままの給与体制で、薄給で働く女子の能力で会社がもっているようなもの」

さらに女性は続ける。

「総合職の男性はどんなに仕事が出来なくても、管理職にはなるし、営業が出来ないおじさん達は一般職以下の仕事しかしていなくても置いて貰えてます」

男女平等が謳われる今の世の中とはかけ離れた現状のようだ。女性は

「ホント、納得いかないし、ストレスです」

と不満を露わにしていた。