「なぜ私の家にはサンタが来ないの?」 真実を知ってしまった少女。幸せそうな友人に思わず...

2019年12月24日(火)20時0分 Jタウンネット

子どもの夢を壊してしまうのは、大人だけとは限らない。


一足先に「真実」を知ってしまった子どもが、他の子どもに暴露してしまうこともある。


Jタウンネットが2019年12月15日から、読者の「夢が壊れた瞬間」を募集したところ、幼稚園や学校でクリスマスの夢を壊されたというエピソードが寄せられた。


同世代の子どもがたくさん集まる場所では、そんな事件も起こりやすいのかもしれない。その中から今回は、2つのエピソードをご紹介しよう。


意地悪なクラスメイトに「お母さんの秘密」ばらされ...


長野県の女性(30代)は小学生の時、クラスメイトからある密告を受けた。


六年生の時に、クラスの意地悪な女子に「サンタさんにスケボー頼んだでしょ?昨日お母さんが買ってる所を見たんだけど『内緒にしてね』って言われたよ。黒いスケボーだったよ」と言われました。
そしてクリスマスの夜に枕元に置かれたスケボーが本当に黒でその瞬間に夢が壊れたことを覚えています。
ただ、その子のせいでサンタさんが来なくなるのもシャクだったので、それから三年間サンタさんを信じているフリをしました。しかし中三の時にどうしてもパソコンが欲しかったので「本当はサンタさんが居ないこと知ってた。もう今後はサンタさんからのプレゼントはいらないからパソコン買って」と親にカミングアウト。
自分も母親になった今だからわかりますが、その時が親にとって「夢が壊れた瞬間」だったろうな、と思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです...。



子どもがサンタさんからのプレゼントを楽しみにするのと同じくらい、親もサンタさんとしてプレゼントを贈るのを楽しみにしているのかもしれない。


クラスメイトは親子の夢を壊してしまったわけだが、意地悪してしまったのにも、もしかしたら何か理由があったのかもしれない。


次は、「暴露してしまった側」のエピソードをご覧いただこう。


悲しさと悔しさと羨ましさで思わず...


岐阜県在住の女性(40代)は、幼稚園や学校で「サンタはいない」と主張しては友人と喧嘩したという。その当時を振り返りながら送ってくれた投稿からは、やるせない気持ちが伝わってきた。


サンタがいないと理解した時は幼稚園に入る前。
親が夜中に枕元に置いている姿を見てしまい、次の日の朝、母に見てしまった事を話したら、「あっ見てたの?」とあっさり認めた。
兄へのプレゼントは何か忘れたが、姉へのプレゼントはボールだった。
そして私へのプレゼントは、ふりかけが大好きだったので、容器に入ったふりかけだった。
そのプレゼントは、最初で最後の親からのプレゼントだった。
それ以降、親からとしても貰うことは一切なかった。
悲しい気持ちに加え、まわりの友達が貰っているのを見て悔しいのと羨ましいのと信じててバカじゃないの?というひねくれた気持ちで毎年クリスマスを過ごしていた。
幼稚園や学校でサンタさんからのクリスマスプレゼントの話でみんなが盛り上がっている中、私は「サンタはいないよ!本当はお母さんお父さんなんだよ!」って言って何度も友達とケンカした。
可愛いげのない子供だったと思う。



幼稚園に入る前に、自分には本物のサンタさんが来ないことを知ってしまった投稿者。さらに、親からのプレゼントもない。


サンタからのプレゼントがあることを疑いもせず心待ちにするクラスメイトの姿が、彼女の気持ちを傷つけてしまったのだろう。


あなたの「夢が壊れた瞬間」募集します


Jタウンネットではクリスマス、サンタクロースにこだわらず、「子どものころの夢」が壊れたときのエピソードを募集している。


読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、何歳くらいの時か、具体的なエピソード(なぜ現実を知ってしまったのか、どんな気持ちになったかなど、500文字程度〜)あなたが住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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