100時間かけてドレス制作→“信じられない美しさ”に驚きの声 まばゆいほどの星河一天に「魔法のよう」「息をのむほど美しい
2024年12月26日(木)12時20分 ねとらぼ
ドレスに使用した材料
このドレスを制作したのは、YouTubeチャンネル「Frieda Lepold」(@friedalepold)。
今回の動画では1860年代に流行したドレスを意識しながら、北極星を中心とした夜空をドレスに落とし込んで表現。グラデーションへのこだわりやドレス生地への星図のトレース、ガラスビーズで星を縫い付けていくなど、気が遠くなるような作業の様子を披露しています。
●チュール生地をグラデーションに
まずは、デザイン画から依頼主の肌の色に合わせて明るいシルバーブルーのドレスにすることが決定。生地をカットしたら、内側をふわっとさせるチュールをグラデーションになるよう縫い合わせていきました。
夜空の色の移り変わりを表現するため、下にいくにつれて暗くなっていくようなグラデーションにします。
色を均等に分散させるために、短いレイヤーと長いレイヤーを交互に配置しながら色の変化を調整。その上に淡いチュールを重ねて、色が自然となじむようにしました。
Lepoldさんは何度も確認しながらグラデーションを作り上げており、「すごくいい感じに仕上がったと思います」と満足そうにコメント。また、ボリュームや触れたときのドレスの揺れ方も気に入っているそうです。
●ドレスには星図をトレース
次にシルクシフォンでドレスの一番外側の生地を作っていきます。タブレットで星図をデザインし、星の大きさによって再現する形にバリエーションをもたせます。
このデザイン画を壁に投影させたら、シルクシフォンに星図をトレースします。5枚分のトレースが完了したら、糸でマークした星図に手作業でガラスビーズを縫い付けていきました。
依頼者にフィッティングしながらトップの部分も作り上げ、ドレスのボディー部分にはパールとガラスビーズで作った“流れ星”も……! かわいい……!
全ての作業が終了し、ついにドレスが完成しました。たっぷりとしたスカート部分には美しい星がリアルな星図と同じように配置され、上品に煌めいています。
Lepoldさんは最後に、このドレスはこれまでで最も時間をかけたプロジェクトだったと明かし、幻想的で美しく、誰もが着られるように作ったとも伝えました。なお、ドレスの制作時間は100時間。使用した布は100メートル以上とのことです。
●うっとりするほど美しいドレスへの反響
このうっとりするほど美しいドレスには、「これは驚きです」「ゴージャスでとても魔法のよう」「とてもすてき!」「息をのむほど美しいドレス」「全体に星座表をデザインするなんて、本当にすごいですね!!!!」という声が相次いでいました。
画像はYouTubeチャンネル「Frieda Lepold」(@friedalepold)から引用