スマホ利用ルール…最多は「個人情報が漏れないようにする」

2022年12月27日(火)9時15分 リセマム

NTTドコモ モバイル社会研究所

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NTTドコモのモバイル社会研究所では、2022年2月にスマホ利用時のルールと危険性ついて「2022年 スマホ利用者行動調査」を実施。スマホ利用時の自分が守るルールは「個人情報が漏れないようにする」が最多となった。

 モバイル社会研究所が行った「2022年 スマホ利用者行動調査」の対象は、全国の15〜79歳の男女。調査方法はWebで、有効回答数は6,272であった。

 スマホ利用時に自分が守るルールを決めている人の割合は、15〜19才までの10代は約6割が「ルールがある」と回答。一方で、20代以上は「ルールがある」は5割以下の回答となった。

 スマホ利用時の自分が守るルールには、パスワードや電話帳情報、位置情報、GPS、顔写真等の「個人情報が漏れないようにする」をはじめ、「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法」「送信・投稿する内容」「困ったときにはすぐに家族に相談する」「利用するサイトやアプリ」「利用時間」「メールやメッセージを送る相手」等があがった。

 ルールがある人が、スマホ利用時に自分が守るルールの内訳は年代により異なるが、「個人情報が漏れないようにする」は、すべての世代でもっとも高くなった。

 また、同調査によると個人情報流出、詐欺被害等、スマホ利用時の危険性について学んだ機会は10代がもっとも多く、中でも「学校」が最多に。10代は94%、20〜24歳の20代前半は77%と、圧倒的に学校で学んだ割合が高い結果となった。一方、その他の年代はスマホ利用時の危険性について学んだ機会が6〜7割にとどまった。

 さらに、中・高齢層にも学校で学んだケースがあり、PTA活動等を通して、学校での学びがあることもうかがえる。その一方で、家庭での学びはすべての世代で1〜3割と、高い数値とはならなかった。同研究所が2022年11月2日に発表したライフスタイルレポートによると、スマートフォン利用時の危険性を学んだ機会については、インターネット利用が高い若い世代においても、テレビでの学びが高いことが特徴的であった。

 同研究所によると、インターネットや本は、自ら知りたいことを学習して「知識」を得る、「目的」的な学習。それに対し、テレビは「無目的」的な学習で、偶然に見てしまったために学習し、それが「知識」となり「常識」となる、というテレビの特性が表れていることがうかがえるという。

 調査結果の詳細は、NTTドコモのモバイル社会研究所Webサイトにて確認できる。

リセマム

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