ライオンとハゲワシ、ハイエナ、キリンが偶然出くわすという驚愕のシチュエーション
2025年2月3日(月)22時0分 カラパイア
こんなことってあるんだろうか?野生動物たちが多く暮らす自然動物保護区ならありえるのかもしれない。
アフリカの保護区の路上で目撃されたのは2頭のライオンと4羽のハゲワシ、その後ろにハイエナ1頭、さらにはキリン1頭が偶然遭遇している現場だ。
動物たちの間には緊張感が漂っており、誰も一歩を踏み出そうとしない。
4種の動物が偶然ばったり出会ってしまう
動画の説明にはアフリカとあるだけで、どこで撮影されたのか書かれていないが、セレンゲティ国立公園やマサイマラ国立保護区などには、これらの動物がすべて生息しているので、自然保護区内の映像だろう。
偶然にもライオン2頭とハゲワシ4羽、ハイエナ1頭とキリン1頭が、同じ場所で対峙してしまったのだ。
最初はライオンとハゲワシだけかと思いきや、
その背後にハイエナ、さらにはキリンまで!
なおこの様子は車内から撮影されたものだ。
全員が膠着状態に入っていたようで、誰も動こうとしない。嵐の前の静けさってやつなのだろうか?
三つ巴ならぬ四つ巴。まるでこの時が永遠に続くかのような緊張した空気が画面越しからも伝わってくる。
ライオンは通常、満腹なら狩りをせず、食後にはのんびり休む。しかし、まだ腹を満たしていない場合、次の狩りのタイミングを慎重に選ぶ。目の前にいる動物たちはどれも狙うにはリスクの高い動物たちだ。
ハイエナはライオンが食べ残したものを待つことが多いが、単独ではライオンに立ち向かえない。ライオンの様子をうかがっている感じだ。しかし同時に目の前にいるハゲワシぐらいなら狙っていそうな気もする。
ハゲワシは戦いが終わった後に現れ、残骸を食べる専門のスカベンジャー(腐肉食動物)だ。ライオンやハイエナが動いたらすぐに飛び立つ準備をしていそうだ。
キリンは基本的に肉食動物の争いに関与しない。また、草食動物とは言え大きいのでライオンでも難儀な相手だ。ただライオンが近くにいれば警戒する。キリンの目線の先にはライオンがいる。
この状況では、誰かが最初に動いた瞬間、均衡が崩れる。
だが映像内ではまだ誰も動かなかった。まるで、互いの動きを探るチェスの試合のように、静寂の中で緊張が張り詰めていた。
この後どうなったのか?その先が知りたいのに肝心なところで映像は終わっている。もしかしたら、フルバージョンがあるのかもしれないが、ネット上で確認できたのはこのYoutube動画と、海外掲示板reddit[https://www.reddit.com/r/interestingasfuck/comments/1i1nfxd/in_africa_the_encounter_between_two_lions_four/]に投稿されたものだ。
この動画に対するユーザーらの反応を見てみよう。
・キリンはライオンを警戒して見ているが、ライオンはハイエナを攻撃しようと企んでおり、ハイエナはハゲワシを一羽食べようと計画していた。そしてハゲワシはキリンを攻撃しようと企んでいたのだ!
・別名アフリカン・スタンドオフ。次のタランティーノ映画に登場予定
・そのキリンは後で仲間にこう話したとさ。「ハイエナ、ハゲタカ 4羽、ライオン2頭、そして次に何をすればいいのか分からない人間を見たよ」
・ハゲタカは「ここに肉があると聞いて…」と言った感じ。そしてキリンは「こっちみんな!」って言っています。
・ライオンはキリンにもビビっているように見える「うちら2匹だけだから、踏みつぶさないで」って思ってる
・ライオンにとって一番襲いやすいのは、後ろで撮影している人間なんだよなぁ
動物たちは自分たちのテリトリー内で暮らしており、一堂に会することはめったにないのだが、アフリカの自然保護区の場合はよくあるようだ。
最初に動いたのは誰だったのだ?それだけでも知りたいよなぁ。