元日 日本海側は大雪 北陸でさらに80センチ 太平洋側も厳しい寒さ

2021年1月1日(金)7時20分 tenki.jp

日本列島の上空で年を越した寒気。元日(1日)のきょうも居座り、日本海側に大雪をもたらしそう。北陸の山沿いではさらに80センチの降雪予想。晴れる太平洋側も厳しい寒さが続きます。

北陸や東北を中心に大雪

けさ(1日)も山陰から北海道の日本海側を中心に、雪雲が流れ込んでいます。きょう元日午前6時までの3時間に降った雪の量は、山形県小国町で22センチ(1月としては観測史上1位)、大蔵村肘折では21センチ、新潟県関川村の下関では17センチと、北陸(新潟県)や東北の日本海側で、雪の降り方が強まっています。
きょうも日本海側は広く雪が降り、北陸や東北の山沿いを中心に大雪となるでしょう。昼頃までは東海や東北など太平洋側でも雪の降る所がありそうです。大雪による交通への影響に警戒し、なだれや屋根から落ちる雪などに注意して下さい。ドライバーの皆さんは、普段通らない道を運転することもあるかと思います。急ハンドルや急ブレーキを避けて、いつも以上に慎重な運転を心がけましょう。

予想降雪量

予想降雪量(24時間・多い所)
【あす2日午前6時まで】
北陸 80センチ
東北 70センチ
近畿、東海 60センチ
北海道 50センチ
関東甲信 40センチ
【あす2日午前6時〜あさって3日午前6時】
北陸 70センチ〜90センチ
東北 40センチ〜60センチ
東海 30センチ〜50センチ
近畿、関東甲信、北海道 20センチ〜40センチ
きょう元日は山沿いだけでなく、平野部でも大雪となるでしょう。新潟県や東北の日本海側の平野部は、あす2日午前6時にかけて60センチの降雪が予想されています。3日も冬型の気圧配置が続くため、引き続き大雪に警戒が必要です。

晴れる太平洋側 厳しい寒さ

太平洋側は広く晴れるでしょう。ただ、厳しい寒さが続きます。最高気温は大阪と名古屋で6度など、真冬並みの寒さが続くでしょう。東京は10度の予想で、きのうより2度ほど高くなりそうです。それでも冷たい季節風が吹いて、足元から冷えるでしょう。日中も万全の寒さ対策をして下さい。

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