週後半は各地で春本番の陽気に 北海道でも融雪災害に注意
2023年1月7日（土）18時0分 ウェザーニュース
2023/01/07 17:55 ウェザーニュース
週後半は上空に季節外れの暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が高くなる見込みです。
4月並みの陽気になる所もあり、北日本など雪の多い地域では融雪災害の危険性が高まるため注意が必要です。
南海上で高気圧が勢力を強める
週の後半は南海上で高気圧が勢力を強め、日本列島を広く覆うようになります。冬型はすっかり崩れ、春に現れやすい気圧配置です。
日本付近は南風が吹くようになり、暖かい空気が北日本まで流れ込む見込みです。
14日(土)には平地で雪になる目安の、上空1500m付近で−6℃以下の寒気が北海道の北まで北上し、西日本は＋6℃以上の暖気に覆われる予想です。
北海道でも春の暖かさとなり、13日(金)の札幌の最高気温は平年に比べて9℃も高い8℃の予想です。
そのため、北日本など積雪の多い地域では急速に融雪が進みます。屋根からの落雪や道路の冠水・ぬかるみ、河川の増水・氾濫、なだれ、土砂災害などに注意が必要です。
関東から九州では15℃以上となり、桜が満開になる頃の暖かさとなるところがあります。
寒暖差で体調を崩さないようお気を付け下さい。
なお、季節外れの陽気は長くは続かず、15日(日)頃からは北日本からこの時期らしい厳しい寒さが戻る見通しです。
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