石川県能登では一部で雪に 午後は雪が強まり積雪のおそれ

2024年1月7日(日)11時15分 ウェザーニュース

2024/01/07 11:11 ウェザーニュース

今日7日(日)の北陸は寒気の南下に伴い、雨から雪に変わってきています。地震被害が大きい石川県能登地方でも雪の降っている所があり、午後は積もるおそれがあるため警戒が必要です。

北陸周辺で雪雲、雨雲が発達

日本付近は冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んできました。日本海に形成された大規模なシアーライン(JPCZ:日本海寒帯気団収束帯)に伴う発達した雲が北陸地方にかかっていて、各地に雨や雪を降らせています。
午前中は新潟県を中心に雪の所が多く、石川県でも内陸部を中心に雪の所が増えてきました。
午後は上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が南下する影響で大気の状態が不安定になり、雪雲や雨雲はより発達する見込みです。雪のエリアが拡大して、短時間で積雪が増えるような強い降りになる可能性があります。
雪が積もることにより建物のダメージが増したり、物資の輸送に支障が出ることが考えられるため警戒が必要です。

今日は厳しい寒さが続く

雪になるほどで、寒さも昨日までに比べて厳しくなっています。11時00分の気温は北陸のほぼ全域で5℃を下回っていて、石川県輪島市は昨日の同じ時間より10℃以上低い0.6℃、珠洲市は4.0℃しかありません。
これから午後にかけても気温は横ばい状態で、寒さが続く見込みです。雪や雨に加え、風も強まってきますので、屋外では体感温度がかなり低くなると考えられます。
避難中の方はできるだけの寒さ対策を行い、屋外で作業を行う場合も今、可能な最大限の防寒を行ってください。

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