上空に強い寒気 北日本~北陸は積雪増加に注意

2024年1月8日(月)9時52分 ウェザーニュース

2024/01/08 09:35 ウェザーニュース

昨日7日(日)から今日8日(月)にかけて冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で日本海側を中心に広範囲で雪が降っています。
強い寒気は段々とピークを越えるものの、北日本日本海側や北陸エリアでは今日いっぱいはさらなる積雪の増加に注意が必要です。

24時間で70cm超の降雪量に

雪雲の様子(8日9時)

マイナス9℃〜マイナス6℃という強い寒気が日本の上空約1,500mに流れ込んでいます。冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で日本海から次々と雪雲が流れ込み、北海道や本州の日本海側では昨日から断続的な雪となっています。
特に、発達した雪雲の流れ込みが続いた北海道道央や道南の一部では記録的な大雪となっていて、胆振地方の大越では24時間降雪量が78㎝に達しました。8日の9時現在も、北海道の後志地方や長野県、群馬県で大雪警報が発表されています。
今回の雪で市街地でも積雪を観測しており、9時時点で長野では18cm、新潟で11cm、福島で2cmの積雪を観測しています。今日は成人の日ですが式典に出席する場合は、足元の十分な注意が必要です。
今日8日(月)は上空の強い寒気は徐々に北に退いて西から雪が止むエリアが拡大していくものの、北日本日本海側や北陸エリアでは積雪の更なる増加に注意が必要です。
除雪作業は可能な限り複数人数で安全を確保しつつ進めるようにしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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