北海道 1か月予報 前半は強い寒気や冬型の気圧配置に注意

2024年1月18日(木)16時4分 tenki.jp

向こう1か月の北海道は、低気圧の影響や一時的な冬型の気圧配置の強まりにより、降水量は平年並みか多くなるでしょう。一方、寒気の影響を受けにくい時期があるため、気温は平年並みか高くなる見込みです。日本海側の降雪量は期間を通しては平年並みですが、局地的にまとまって降る日があるでしょう。

1週目(1月20日〜26日):期間の中頃は荒れた天気の恐れ

19日(金)から21日(日)にかけては、日本海側など雲が広がり雪の降る所はありますが、降る雪の量は全般に少なく、冬としては割合穏やかに経過するでしょう。ただ21日朝は放射冷却の影響で内陸を中心に冷え込みが強まりそうです。
22日(月)から23日(火)は低気圧を含む気圧の谷の中となり、低気圧が発達しながら北海道付近を通過する影響で太平洋側でも大雪となる恐れがあります。
その後24日(水)は、上空5100メートル付近にはマイナス40℃以下の非常に強い寒気が入り、荒れた天気となる可能性があります。局地的な大雪や猛ふぶきなどの恐れがありますので、天気の変化などに十分な注意が必要です。

2週目(1月27日〜2月2日):平年並みの厳しい寒さに 冬型の気圧配置も

この期間は、日本海側やオホーツク海側では平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。太平洋側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。アリューシャン方面の低気圧が発達しやすく、北海道付近は冬型の気圧配置となりやすいでしょう。気温は平年並みですが、一時的に寒気の影響を受ける時期がありそうです。
このころの道内は年間でも最も寒い時期で、今年も寒気の影響で厳しい寒さとなる日もありそうです。体調管理のほか、路面や水道の凍結には十分な注意が必要です。

3〜4週目(2月3日〜2月16日):気温は平年より高くなる

この期間も、日本海側やオホーツク海側では平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。太平洋側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。ただこの期間は冬型の気圧配置とはなりにくく、寒気の影響も受けにくいため気温は平年より高くなりそうです。
道内では各地で本格的に雪や氷のイベントが開催され、冬の観光シーズンがピークとなる頃です。2月4日は二十四節気の「立春」。暦の上では春が始まります。まだまだ「春は名のみ」の頃ですが、日差しの強まりには少しずつ季節の歩みを感じられるかもしれません。

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