21日(日)は関東甲信で雪の可能性 東京23区などは積雪の確率は低め

2024年1月18日(木)21時45分 ウェザーニュース

2024/01/18 21:41 ウェザーニュース

今週末の1月21日(日)頃は低気圧が関東の南を通過する南岸低気圧といわれる気圧配置になるため、関東甲信で雪の降る可能性があります。
18日(木)時点でのウェザーニュース独自の確率予報では、山沿いでは大雪の可能性があるものの、東京23区などは積雪の確率が小さくなっています。

降雪1cmの可能性は都心で25%未満程度

今週末は低気圧が関東の南の海上を進む予想となっています。「南岸低気圧」と呼ばれる気圧配置で、冬の関東にしばしば大雪をもたらすパターンです。
今回は上空の寒気がそれほど強くないため、関東の平野部で降るものは雨が主体になるとウェザーニュースでは予想しています。
複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成したウェザーニュースによる降雪確率予測によると、1cm以上の降雪の確率が東京都心では25%未満となっています。地上気温はそれほど下がらない見通しで、東京23区で積雪の可能性は低いといえそうです。

降水量多く、山沿いでは大雪となるおそれも

一方で、関東西部や北部の山沿い、甲信地方、東北の内陸・山沿いなどは雪になる所が多く、局地的には湿った雪が強く降る見込みです。
21日(日)夜までの積雪の増加量は関東甲信の山間部で局地的に50cmを超え、内陸部や山沿いの多い所では20cm前後に達する予想となっています。
湿った重たい雪ですので、着雪による倒木や停電などの発生や、路面の積雪が急増することによる交通障害などに注意をしてください。

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