北日本もようやく晴れて青空 気温上昇による融雪に注意
2021年1月21日（木）11時7分 ウェザーニュース
2021/01/21 11:04 ウェザーニュース
今日21日(木)は北日本の日本海側の一部で雪や雨が降っているものの、天気は回復してきています。
気温が上がるため、融雪や落雪が起きやすくなりますので注意が必要です。
北海道では強く降っているところも
冬型の気圧配置が緩み、日本海側でも晴れている所が多くなってきました。
一方、北海道や東北北部では雪や雨が降っている所があって、道北の音威子府（おといねっぷ）村では9時までの1時間に積雪が5cm増加するなど、強く降っている所があります。
このあとも所々で雪や雨が降り、一時的に強く降ることもありますが、積雪が大幅に増加はするようなことはありません。
気温上昇 落雪に注意
寒気の流れ込みのピークも過ぎたため、気温は昨日20日(水)よりも上がって、札幌では5日ぶりにプラスの気温となっています。
今日は道内各地で真冬日から解放される見込みです。
日本海側は各地で平年より積雪が多くなっているため、気温が上がると雪解けによる屋根からの落雪の危険があります。
道路上の雪が取り除かれている所でも、屋根には雪が残っている所もあります。足元が良いと油断してしまいがちですが、頭上にも十分な注意が必要です。
日差しが出ている所が多く、雪や雨が降っている所でも降り方は断続的となりますので、チャンスを見て雪下ろしを進めておくのが良さそうです。
参考資料など
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
