広範囲で大雪や吹雪に 高速道路・鉄道・飛行機への影響予測(23日更新)

2023年1月23日(月)11時55分 ウェザーニュース

2023/01/23 11:41 ウェザーニュース

今週は近年にないレベルの寒気が南下し、雪雲が発達しやすくなる見通しです。北日本や北陸だけでなく、西日本でも大雪や吹雪に警戒が必要で、普段はほとんど雪の積もらない地域でも積雪のおそれがあります。
高速道路の通行止めや鉄道の運転見合わせ、飛行機の遅延などの交通機関が大きく乱れることが懸念されます。

<高速道路>北日本や北陸、西日本は通行止めの可能性大

北海道や東北では23日(月)夜から影響が出始める可能性があります。
寒気のピークとなる24日(火)から25日(水)にかけては、北海道や東北、北陸や山陰など日本海側だけでなく、九州南部や四国、近畿や東海など太平洋側の平野部でも雪雲が流れ込むため、広い範囲で雪による通行止めが発生するおそれがあります。すでに北海道の高速道路や関越道、北陸道、上信越道などは、高速道路各社から通行止めを行う可能性があると発表されています。最新の交通情報を確認するようにしてください。
また、一般道でも激しい雪や積雪の増加により、通行止めとなることが考えられます。車の立ち往生が発生して、通行止めが長時間に及ぶ可能性もあります。不要な車での外出はできるだけ控えて、やむを得ず運転をする場合は十分に注意をしてください。
関東では24日(火)夕方以降は雪が降り、積雪の可能性があるため、規制のかかる高速道路があるかもしれません。レインボーブリッジやアクアライン、西日本では本州四国連絡道路や関空連絡橋などの橋梁部は強風による速度規制などの可能性があります。
26日(木)も冬型の気圧配置が続くため、北海道や東北、北陸の高速道路では引き続き雪による通行止めの可能性があります。また、太平洋側の各高速道路では除雪作業に時間がかかり、26日(木)まで影響が残るおそれもあります。
車で移動を予定している方は、こまめに最新情報を確認してください。

<鉄道>新幹線も含めて広範囲で運転見合わせの可能性

新幹線への影響予測

<新幹線の影響予測>
九州新幹線では、早ければ24日(火)午後から雪や風によりダイヤが乱れ始める可能性があります。夜になると各新幹線で遅延など影響が出始め、25日(水)以降も雪や風の影響で遅延が発生しやすくなります。山形新幹線や秋田新幹線は運転見合わせの可能性もあるため、最新の情報を確認するようにしてください。

在来線への影響予測

<在来線の影響予測>
23日(月)は雪の影響で、北日本の路線で遅延や一部運転見合わせの可能性があります。
寒気のピークとなる24日(火)から25日(水)にかけては、北海道や東北、北陸など日本海側だけでなく、中国四国や九州など西日本の各路線で雪による運転見合わせのおそれがあります。また、関東では沿岸路線を中心に強風による遅延や一部運転見合わせの可能性があるため注意してください。
26日(水)以降も日本海側の路線では影響が残り、運転見合わせが続く可能性があります。
新幹線や在来線を使って移動を予定されている場合は、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

<飛行機>北日本・北陸中心に欠航のおそれ

飛行機への影響予測

23日(月)は北日本で一部の飛行機が欠航する可能性があります。
24日(火)から25日(水)は寒気のピークとなるため、北海道から九州の各空港で運航への影響が出るような大雪が予想されています。遅延または条件付き運航、欠航のおそれがあるため、十分に注意してください。
26日(水)以降は北海道や東北、北陸で雪や風の影響が継続し、遅延または条件付き運航、欠航の可能性があります。ご利用の際は最新の情報をご確認ください。

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